|
カテゴリ:レッスン
久しぶりにベースレッスンをしました。
アマチュアの人ですが基本的なベースのリズム練習の仕方を教えました。 ベースの教則本で、色々素晴らしい本はあるのですがリズムを具体的に教えている本は殆どないというのが実情だと思います。 私の音楽仲間達もNYに行って音楽を教わりに行っている人も多いですが、リズムに関してだけを教わってやった人はいないと思います! 日本のミュージシャンが苦手としているリズムに対して、NYのミュージシャンは同じレベルでは悩んでいないと言うことだと思います。 私は、これは幼い時の生活環境・言語とかも影響して来ると思います。 実際、NYに短期間の音楽修行に行ってリズムが飛躍的に良くなったと言う話も身近に聴いた事がないです。 私の師匠は、日本のどこにいてもリズムの練習は出来ると言われていました。 昔はレコードも貴重な物でしたから、一枚のレコードを溝がなくなるぐらいまでみんなと聞き返したと言っていました。 そのメンバーは、日本のジャズ界では重鎮と言われている方ばかりです。 誰でもどこの場所でも音響機器さえあれば同じ音楽は聞けます。 要は、その音楽から何を学んで聴くか? 自分の耳に芯のリズムの音は聞こえているか? 世の中で一流と言われている方は、日頃の音楽の聴き方の集中力の仕方、研ぎ澄まされた聴覚を常に訓練していると思います。 基本的なリズム練習は、確かな人にさえ学べば練習の仕方は分かると思います。 後は、その人のやる気と物事の追求の仕方だと思います。 音楽の練習の基本は、基本がしっかり出来ている人を探す事だと思います。 ジャズベースの練習では、ブルースのランニングを聴いただけでその人の持っているリズム感覚の基本が素直に出てきます。 ベースの練習で、一つの音だけを弾き続けると言うのもリズムを会得する上では有効な練習です。 口で1,2,3,4を言って、それに合わせて足を踏んで、次にベースの単音を弾く。 この練習で、自分の口と足とベースが本当にジャストに合う事は、自分が思っているより出来そうで出来ない事だと思います。 練習とは、単純な事を飽きずに丁寧にする事の繰り返しだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 23, 2005 06:21:25 AM
[レッスン] カテゴリの最新記事
|