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カテゴリ:リズム
音楽では、聞いている人に心地良く訴えるかはやはり一番にリズムだと思います。
仕事の合間に人の歌を聴いたり、演奏を聞いたりもしますが、歌などカラオケの伴奏で歌う場合本人は伴奏のリズムと合っているつもりであっても、聴く人が聴けば合っていない場合が多いです。 この場合、歌と伴奏のリズムのずれも大きなずれではないですから、一般的にはリズムは合っていると思われているのでしょうね。 しかし、何かもっと心に感動が伝わらない場合は、微妙にリズムがずれている場合が殆どです。 カラオケの伴奏のリズムと歌っている人の一拍の音符の長さが微妙に違うだけで聞いている人に体の揺さぶり感は伝わりません。 歌で良くある事が、声はしっかりした声なのですがリズムがしっくりこない場合。 この場合は、発声練習は的確に行われていると思うのですが、それと平行してリズム練習が的確に行われていない場合が多いです。 音楽の練習に於いて、的確にリズム練習だけを取り上げてやっているケースは少ないと思います。 私も若い時に色んな教室に通ったりもしましたが、リズムだけに的を絞って教えている教室と教えている先生には出会ったことがなかったです。 プロの演奏家でリズムがご機嫌にスイングする人も教えていたりもするのですが、リズムの教え方は抽象的(感覚的な事を言う)すぎて初心者には全然分かりません。 リズムを具体的に分かりやすく教えると言う事は、如何に難しいかと言う事が分かると思います。 私がブログで何時も言っている事は、師匠(ピアニスト大塚千枝子氏)が長年の経験で考え出した練習方法で、私にとってはこの方法がリズムを練習するには一番良いと思っています。 色んな素晴らしいミュージシャンもリズムの事に付いては述べられている事もありますが、述べられている基本をたどっていけばすべて同じ事を言っていますし、文章に書いている言葉だけでもこの人は本質が分かっているか分かっていないかは大よその察しがつきます。 リズムの基本は、自分自身の身体の中に絶えず正確無比な強烈なリズムの1,2,3,4を作る事が目的です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 21, 2006 09:29:00 AM
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