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カテゴリ:レッスン
昨日は、ブログを通してのクラシックの方のレッスンでした。
ご本人は、事前に話した時にリズムに付いて悩んでいると言う事でした。 取り合えず曲を弾いてもらいました。 ハイドンの曲を初見で弾かれるのにはやはり凄い技術だなあと思いました。 私は、曲を聴いてリズムの甘さを指摘しました。 やはり音楽は、ジャンルにこだわらず一拍の長さをしっかり身体で感じて演奏するということが基本だと思います。 手拍子を叩いてもらったり、足を踏むリズムの基礎練習もやってもらいました。 手拍子を叩く練習では、私が生徒の手を持って叩くとリズムの感じ方の違いが明らかに違うと言う事が分かると思います。 お互いのリズムの感じ方の違いを身体で感じて、その違いの根本を研究する事が大事です。 生徒にリズムの細かい指摘をして、私が指揮をして先ほどの曲を演奏してもらうと、曲が見違えるほど良くなってきます。 やはりプロの演奏家は、長年の確かな技術の裏付けがありますから、こちらの言っている事の飲み込みは早いと思いました。 海外に音楽留学中の身でありながら、このブログを通して知り合えたのは私も大変嬉しいです。 生徒の性格も凄く素直で、私自身も親しみが湧いて来ました。 私は、クラシックの専門的な事は分かりませんが、どの分野の音楽でも人に感動を与えるのはリズムの基本をしっかりと身体に植え付ける事が大切だと言いました。 私は、本物の演奏家を目指すなら生徒にはリズムを死に物狂いでやって見てくださいと言いました。 リズムの基本が身に付けば、演奏も見違えるほど変わると言う事を知ってもらいたいです。 昨日は、私自身に取っても自分の技術を確かめるとても貴重な経験でした。 一拍の長さの微妙な違いが演奏の良し悪しを決定付けると言う事を知ってもらいたいです。 クラシックの専門的な人を教えていて、師匠の教えはやはり本物だとつくづく思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 11, 2006 06:47:27 AM
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