2010/01/12(火)09:54
継続は力なり・・・分析力を養う
技術の練習において、今やっている練習が有意義な事がどうかを判断する分析が必要です。
この分析なくして技術力が前に進む事はないでしょう。
私は、師匠から伝授されたリズムの論理的な練習方法を人に教えていて自分自身にも活用しています。
音楽のリズムを勉強するに当たっては、かなり優れた聴力と磨きぬかれた感性の人を探して論理的に練習をしなければならないと思います。
リズムに関しては、類まれな才能を持った人でも、抽象商的に言われる人が殆んどですし、私自身も経験しました。
技術の確かなレベルアップをするには、論理的な根拠がなければいけないと思います。
アンサンブルにしても、リズムが合っていなのに平気で合奏している人もいます。
本人達は合っていると思っているか、まあこんなもんかなあ?という感じでしょうか?
この種の考え方は非常に多いと見られます。
リズムの考え方は千差万別ですから、人に押し付ける事は不可能ですが、私は師匠から学んだ一拍の長さの定義と躍動感あふれる切れの良いリズムを理想としています。
カラオケなどにも見られる、伴奏のリズムと歌っている人のリズムが合っていないという現象は多く見られます。
いくら腹式呼吸で歌えてもリズムが合っているか合っていないかは別物です。
ボイストレーニングは、必ずリズムとセットでなければ意味がありません。
あまり声だけに的を絞ってやっていると、同じ訓練を受けた人は同じような声に聞こえ、その人の個性が発揮されていないように思われます。
音楽は、やはりリズムを訓練する事が一番です。