4つ葉プロジェクト

2009/02/03(火)09:25

優先順位を明確につける

杉山千佳(子育て環境研究所)(1000)

杉山です。 今までいろいろな人に、 「杉山さんは男性性が強いから」 と言われても、全然ピンとこなくて、 「そうかなー」と 思っていたのだけど、自分の「男っぽい」ところを 最近、強く自覚するようになりました。 建設的な議論が好き。 前に進む感じのなかで、生きてることを実感する。 なんかよくわかんない、会議は苦手。 (あ。気の置けない仲間たちと、ひだまりのなかで  おいしい紅茶やお菓子でほっこりするのとか、  むちゃくちゃ好きですが) 目的意識ゼロで、「なんか呼ばれたから来ましたー」 みたいな無責任な態度で、 発言を求められると、たいした準備もせずに、 「わたしはこうだから」 「わたしはこうなのー」 「わたしはこう」 と個人の事情をめいめいが言うだけの会議(のような もの)は、本当に苦手。 なんでわたし、ここにいるんだろう? って思っちゃう。 先日、たまらなくなって、 「ほんのちょっと、相手の立場に立ってものを見て  みてはどうでしょう?」 と、つい言ってしまったのですが、 「えー。わたしのどこが間違っているのか、  全然わからないわー」 と、堂々たる態度で反撃されてしまって、 本当にびっくりしました。 ああ、無理が通れば道理が引っ込むってのは、 このことなんだな。。。 おー、こわこわ。 経験則で分かっているのは、 「わたしはこうなのよー」 「わたしはこう!」 なーんて盛り上がっていても、熱気はあっても 結局何も生み出さないってことだ。 (そういうイタイ場に、つい出ちゃったことが  これまでも何度もあったからね) もちろん、これは女性に限ったことではなく、 男性が圧倒的に多い国会の場なんてのでも、かなり、 「わたしはこうなのよー」 「おれはこう」 って言ってるだけで、建設的には全然見えないわけです。 ニッポンの未来は、おうおうおうおう ・・・・・・・・・・・・・・・ そういうところにわざわざ出かけて行って、 調整したり、言いたくもないことを言ったりしたりして、 話を前に進め、かたちをつくっていく・・・ というのが最善策だと思ってこれまでやってきたわけ だけど、 うーん。 ほかのやり方があるんじゃないのかなあ・・・ と、思うようになりました。 実際に、わたしのように「あの集まりは時間の無駄 だった」なんてグチを言ってる暇すら惜しんで、 そもそも、そういう会議への参加は必要最低限に抑え、 「ほかのやり方」を試している人を この目で何人も見てきたわけです。 そっちのほうが、効果が高いし、第一、かっこいい。 かといって、「ほかのやり方」が急にはできないわけで。 まずは、自分のクセをなおすところから始めて、 ほかのやり方をやるための知識と技術の習得にいそしみ たいと、思っています。

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