4つ葉プロジェクト

2009/06/27(土)08:58

地べたに近い暮らしを

松田妙子(NPO法人せたがや子育てネット)(101)

松田妙子です。 なんだかこのところ、「会議」が多くなってきて、 頭の中で警鐘が鳴っています。 クーラーのきいた立派なお部屋で、 エライ方々に混じってちんまり座って(あ、体はちんまりじゃないですね) 訳知り顔でしゃべってばっかいるんじゃないよ、アンタ! って、自分で自分にツッコミ。 汗かいてるかい?って。 ものごとがたくさん通り過ぎていって、 たくさんやっているような気になりますが、 体はちっとも働いていない。 そういう場にでていって、意見を言ったり現状を伝えたりすることは 役割として大事だと思いつつ、 バランスが必要だぞ、と、警報ブザーが鳴り続けています。 なんというか・・・ 会議ってある意味「気持ちいい」ものでもあると思っていて、 それなりに問題意識のある人たちにまとまって出会えるし 意見が飛び交って、充実した話し合いができると テンションもあがってくる。 でもそれって、なんだか危険な気もするのです。 「やった気になる」ことほどこわいことはない。 くわばら、くわばら。 熱くなるのは大事かもしれないけれど その熱を吸収してくれる場がないと怖い。 子どもとドロケイ思いきりやったり 草むしりしたり 会議から会議へ移動する道すがら 小さい赤ちゃんをつれた女性に声をかけて おでかけマップを手渡したり 坂道を下りながら思いっきり風を感じたり(とても大事な儀式) もくもくと、きんぴらを大量につくったり 地べたから離れないように暮らさないと なにか、重大なことを失ったり間違ったりしそう。 たまには、プレーパークで丸太にこしかけて 木々の間を風が通り抜けるのを感じながら会議したいな。

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