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カテゴリ:シュミやら何やら写真
というわけで、 今月は単焦点レンズの画角について、あーでもない、こーでもないと試行錯誤を繰り返していたわけですが。。。 ワタクシ文系ロン毛パパ、数学は大の苦手。 それでも好きなカメラのことなら、っていうんで、がんばって資料を熟読してみましたが、どうも画角ってやつが、「感覚」として理解できないんですねー。 資料等によれば、どうやら画角αは、
(d=縦・横・または対角線いずれかの画角寸法、f=実効焦点距離) で求めることができる、という、アークタンジェントの関数であるらしいです。(Wikipedia) もうこの辺で頭痛がイタイになってしまう私ロン毛パパ。まあそれでも色んな資料で調べれば何とか焦点距離から画角を求めることは出来ます。 しかし、それが「感覚」として理解できない。 ここでいう「感覚」として理解する、とは、たとえば自動車を運転していて、目の前の信号が赤になった時、どの程度ブレーキを踏んだら赤信号手前で停止出来るかは「感覚的」に分かるし、時速150キロで走行している自動車に乗っている助手席の人は、誰に何を言われるわけでもなく、時速150キロというスピードを「感覚的に」危険だと感じる、という話。 少なくともこうした場合、その時の車速から停止に必要な距離を計算してからブレーキを踏む位置を決めたり、衝突時の衝撃を計算してしてから怖がったりはしていないでしょう。 コズカイをはたいてポンポンとレンズを買ってたら、月の半ばぐらいで他の出費をどの位抑えればいいか、というのは、だいたい「感覚的に」分かるし、それで飲み会をパスしたり、昼食を買い控えたりして、その他の出費を「感覚的に」セーブするわけですよね?まあそれで大体何とかなる。そういうことを、経験上から「感覚」として身につけている。 それと同様、おそらく写歴の長いベテランの方々であれば、被写体やアングルによって、咄嗟に必要なレンズの画角を特定できるはず。 ところが、写歴3か月の私にとっては、50mmレンズの1.5倍の画角と2倍の画角が、かなり近いものであるということは、計算してみて初めて分かるわけであって、感覚的に咄嗟に出てくることは無いんですねー。 おそらく、何かしらこれに類似の関数に従って推移するようなものがあれば、そうした「感覚的な理解」が促進されるとは思いますが。。。 ズームレンズのヘリコイドを回していて、その時点の焦点距離が大体感覚的に分かる、という人は、それほど居ないですよね。。。大概はズームリングを左右に回して、回し切ったところまで来て「なんだ、もうコレ以上伸びないか。。。」てなもんではないでしょうか。 しかし、それが分かるようになったら、その時の絞り値なども併せて考慮して、おそらくボケ量や被写界深度なんかも大体把握出来るし、レンズ交換もいろいろと試すことなくすぐにぴったりの長さを特定できて便利だろうなーと思うんですが。。。 しかし当然ですが、数字ってやつは客観性の極みであり、そうした「感覚」を趣旨とするものではないですよね。 なので、感覚だけに頼るっていうのも危ないから、必要とあらば計算しなければなりません、ということですか、ね。
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Last updated
Jul 27, 2009 02:24:45 AM
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