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カテゴリ:シュミやら何やら写真
と、いうわけで、 先日のニューグランドホテルなんですが、もうちょっと頑張ってみたいカンジ。 具体的には、あの広さだと、やっぱりバウンスにも限界があるのではないか、周囲に光を吸収しやすいものしか無い場合、やはり直接光を当てた方が、より広い表現力を得られるのではないか、ということです。 そもそも私はストロボが余り好きではありません。。。というよりも、自然光で撮影した方が、文字通り「自然」な仕上がりになる気がしておりまして。。。 まあ内臓ストロボでは表現力も限界がありますし。 しかし、バウンスストロボや、リモートの光源というのは、全く未知の世界。 というわけで、前々から「やってみたいリスト」には入っていた、リモート光源、やってみることにしました。 本日は横須賀へ参りましたが、用事を済ませてから計画実行です。またもや強烈な時間になってしまいました。。。 横浜の淀橋で必要な部品をゲットしましたが。。。 三脚やホットシューに付けられる、ストロボアダプター。国連製。 そして、ペンタックスK-mにはケーブルのジャックがありませんので、コイツが必要。エツミ製。 納得がいかないのは、小間物の合計が5000円で、ストロボ本体が1050円なところ。。。 まあパナソニック純正ケーブルなら端子付き国連アダプターは不要・全部で3000円台でしたが、淀橋の駐車場代払うのが癪だったので、敢えて今後他社製品も対応可能なセットにしました。。。
ジャックが有るカメラだったら、これでOKですよね。。。 これに、3メートルのケーブルを繋ぎ、三脚に鎮座させます。 バウンスは、ケンコーの風呂上がりバウンサーで行います。傘レフは荷物になるし、今のところ私の「許容範囲外」ということで。。。 というわけで、撮影開始しました。。。。 本日はパーマセルでグレーバランス取りました。。。ストロボ撮影でグレーバランス取るのは初めてですが。。。 貼り方があまり良くなかった気もします。。。角度が薄すぎてストロボ光が殆ど当たってない。。。 やっぱりバウンスだと照射角度に限界があったものが、リモートで直接当てると、かなり薄く当てることも出来ますんで、より陰影を強調出来るようですね。。。
時計にクッキリ影が出来ます。。。
当てる角度を付ける場合、出来るだけストロボを被写体から遠く設置するのがよさそうでしたが、そうなるとこの角度で限界。ストロボケーブルがピーンと張ってしまいます。。。
まこれはこれで。光源が1点であることが判るのもイイのではないでしょうか。。。 これ位の範囲を撮るのであれば、本当はもう2灯ぐらい平行に設置すべきかもしれませんが。。。とりあえず1灯で練習を重ねることにします。。。 あと、フラッシュを斜めから当てると、多面体とかも、かなり立体感を出すことが出来そう。 ビスの頭の立体感、好きですね。。。 まあ、陰影はこんなもんで。 そして、 もうひとつの主旨であり、基本中の基本かもしれない、主たる被写体に当たる光量の確保なんですが。。。 影にある被写体が暗く沈んでしまうことを回避したい、と言った方が適切かもしれません。。。 逆光で主体となる被写体が暗く沈んじゃうと、まあそれはそれで周囲と「差別化」されているようで、個人的には問題ないような気もしますが。。。 1メートル以内にある、この位の大きさの被写体を50mmで狙う時、やっぱF5.6ぐらいまで絞らないと被写体自体までボケてしまいますが、暗いとどうしてもF1.4で撮らなければなりませんよね。。。
可能であれば、ボケ量はこの位にしたいところ。 こんなのも、背景にある照明のボケが大きくなり過ぎないようにしてみたかったんですが、巧く行きましたね。 天井バウンスでした。。。こちらは後エディットでEv+1.5と、かなり上げてますんで、画像が荒れてますが。。。 が、ストロボや三脚など、荷物がかさんでしまうし、リモートストロボだと、試し撮りした後で露出調節のために三脚まで行ったり来たりを繰り返すのが非常に面倒。。。そんなわけで今後もボケボケ写真ガンガン逝く所存ですが。。。 あと、昨年末、いつも質問攻めにしている淀橋フィルム売り場の大変親切な店員さんの勧めで見た、富士GF670かなんかのプロモDVDで、講師の方が紹介していた「仏塔の撮り方」のような(と言ってもピンと来ないかもしれませんが。。。)画像なんかも、試してみようか、と。。。 おー、かなり巧く行きますねー。 まあDVDで紹介されていた例では真昼間で全然問題なく背景が黒く沈んでいましたので、もともと暗い室内ではそれよりも容易なことは確かですが。。。
これで真正面からフラッシュ焚いちゃうと。。。ですよねぇ。。。 ちょっと離れた位置から、斜めに天井バウンスで撮ってみました。
だいぶマシになったのでは。。。しかし、背景にあるソファがかなり沈んでます。。。 こういうのが欲しい時は、こういうのもアリかな、と。 それと、もうひとつ。。。 絞りたい時、絞れる! 斜め45度以上で垂直に伸びる被写体を、暗がりで撮影する、なんていうのも、やってみました。 こういうのって、出来るだけ被写界深度を稼いで、低いところから高いところまでクッキリ写したいですよね。。。
と、いうわけで、 いままで毛嫌いしていたストロボですが。。。 ここ2、3日の間にバウンスやリモートを試すうち、やっと「自分の味方かもしれない」気がするようになりました。。。 が、残念ながらやっぱり大荷物はイヤなんで、とりあえず出来ることだけ確認して、あとはストロボ無しってケースが増えそうではあります。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 13, 2010 03:50:03 AM
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