Tomoのアメリカ大好き！!

新戦力を試せる時期に試せたのは良かったし、また新戦力が今後使えない事が判ったのはそれはそれで評価したい。。。。
国内組の選手はとにかく踏ん張ることが出来ない。
相手選手にガツガツ来られるとボールキープが出来ず、あっさりボールを
手放すシーンはいくつもあった。
球際で強さがなく粘ることが出来ないため、味方選手は押し上げることが
出来ず、そこから先の展開も出来ない。
韓国にはなんとか勝つことが出来たが、個々の球際の強さや粘りは明らか
に韓国の方が上で、そういったところの優劣はキープ率の差にも如実に現
れていた。
勝ったから良いということはなく、球際の競り合いはサッカーの基本でも
あり、簡単に言えばルーズボール（こぼれ玉）は、ほとんど韓国の選手が取っていた。。。。

もう一つ日本の大きな課題は勝負への意識だ。
東アジア選手権では田中達也が評価されたが、ここぞという場面でドリブルで勝負出来る選手、勝負パスを出せる選手は相手ＤＦにプレッシャーを与えることが出来るし、こういう勝負出来る選手がいればいるほど得点チャンスは増えていく。
日本はミスを恐れて安全パスをただ回すだけの選手ではなく、勝負出来る選手を育てていかなくてはならない。
Ｊリーグを観てると球際の競り合いは甘いし、局面打開の勝負シーンはなかなか見ることが出来ない。
勝負シーンがなく無難に無難にパスを繋ぐにしても、パススピードの速さが意識されていればいいのだが、その辺もここのところ進歩が見られないから、目を覆うしかない。

第二戦の中国戦では、点を取らなきゃいけない試合にも関わらず、ＤＦの坪井が最後列でパス廻しをして攻めずにタイムアップを迎えるという前代未聞の結末を迎えたり、勝負への意識が足りなさ過ぎる。。。

特に、今回試合に出たメンバーは海外組が帰ってきたら、代表入りさえ難しいメンバーなのに、最初で最後のアピールの機会を中途半端に終わらせてしまった。。。。

これが残念でならない。。