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カテゴリ:メイク全般
先日、若手ジャズ・カルテットの初レコーディング&ビデオ撮りがありました。
遅延はあったものの、無事に予定通り2時間で5曲レコーディングすることが出来ました。 ついでに、スタジオ内で簡単なルポ・スタイルのビデオ撮りもしました。 編集での上がりが良ければ、それをプロモ・ビデオに引用する予定です。 ↑これが、カルテットの4人組。 左からリーダー(サックス)、ドラマー、ベーシスト、キーボードです。 (--; さて、今回のビデオ撮りでYO-YO的に1つだけ、困った問題がありました。 通常、男性モデル、男優、経験豊富なミュージシャン、ダンサー等は、ヘア&メイクされることに慣れている上に、「何故男性でもヘア&メイクが必要なのか」ということを心得ているので、全く問題ありません。 (その詳細は別ブログで触れています) プロの中には、自発的に「パウダーして!」等と自己チェックして、テイクの合い間に呼び掛けてくる男性すら居ます。 しかし(!)いまだに多くの男性の中には「メイク」と聞くと、何を想像しているのやらギョッとして拒絶する人がいるんです。 多分、「男でメイクするのなんてオカマくらい」という固定観念があるんでしょーな‥。 でも実際には、男性にメイクを施す目的は、肌色のムラを整える・出来物やニキビをカバーする・顔のテカりを抑える・目のクマ等を隠して健康的に見せる‥という理由なのは改めて言及する必要もないと思います。 確かに、多くの男性ミュージシャンはノー・メイクが多い。 でもビデオ撮りとなると話は別です。 それを理解して貰えない場合がある‥ということを、今回は御報告しておきます。 以前、Distophiaの"Children Know The Score"のビデオ撮りで、上記の理由から4人全員にシッカリとフル・ファンデからメイクを施しました。 普段は非常に不健康な顔色やニキビの目立つ方達だったので ̄▽ ̄ ;≫≫ でもビデオを観て頂ければ分かる通り、「いかにも塗ってます!」というメイクではなく、言われなければメイクしていることすら分かりません。 ★天然美肌★に見える程度が現実。それが男性メイクの根本的目的ですから。 今回、問題になったのは↑一番右側のキーボードの方。 非常に分かり難い写真で申し訳ないですが、全員の写真を凝視して見比べて頂けると分かる通り、一番右の彼だけ、ライトが当たっている部分でも肌色が沈着して全体に赤ら顔っぽく見えるの、お気付きでしょうか? しかもデコが脂でテカってます(T_T) (ドラマーはボケてますが、彼はもともと肌キレイだったのでYO-YOの判断でノー・メイク。どの道、一身上の都合でビデオ撮りには登場してません) 密室状態のレコ・スタジオで、録音の緊張、室内温度、照明の熱等が手伝い、もともと赤ら顔体質の顔が、ビデオ撮りの最中には更に茹でタコのように真っ赤になってたのです。 なのに、どーにもこーにもメイクを拒絶して、頑としてメイクさせてくれませんでした‥(号泣) 話は戻り、上記のDistophiaのビデオ内で、ドラマーが何を思ったか一人だけ暑苦しいフード付パーカを着ていた上に、激しいドラミングで大量に汗をかいて、タッチ・アップ不可能な状態でした。 ですから、テイク前に施したファンデは全て流れ落ち、ビデオ内ではスッピン状態です。 これはもー、どーにもなりませんでしたー。 出来上がったビデオを観て、ドラマー本人が「俺だけ、酷い絵面に見える!なんでトレーナーなんか着ちまったんだぁああっ!」と嘆いてました。 涼しい格好してれば、発汗も抑えられて、顔もマシに撮れたのにね‥。 でも、いちいちそーいう技術的な事を、切り詰めた時間内で、あーだこーだと分かってくれない人に説明する暇はない訳ですよ‥。 なので、今回のキーボードの彼も、多分YO-YOの予想では上がったビデオ内で一人だけ「暑苦し気な顔」に映ってると思います‥。 その時になって、Distophiaのドラマーみたいに後悔しても遅いよー、知らないよー‥と心の内で叫ばざるを得ないYO-YOでした。 こりゃあ、以前お話した自分で勝手にメイクを変えちゃう人の次に厄介な存在です。 でも、男性、特に若くて経験浅い、ビデオや映画撮りのメイクの意義や結果を把握してない人に遭遇したら、ヘア&メイクさんが誰でも経験するであろう‥と思い今日の話題にしてみました★ ←←←余談ですが、リーダーの写真をフォト・ショップでいじくってみました。 だから何だと言われると困るのですが(^^;)、暇だったので昨日の自分写真と一緒にリタッチして遊びましたー。 ←清き一票(人゜∀^)あら嬉し ★人気美容・健康BLOGもクリックしてね★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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