カテゴリ:やすらぎへの道のり
限られた予算の中で全体の雰囲気を作り出すために、設計にはさまざまな工夫がされていた。
30年前そのままの水周りはすべて取り替えられて、新しいものに変えられた。 照明はできるだけ間接照明にして、落ち着いた雰囲気になるようにした。 治療室は以前、マージャン部屋と卓球室だったところを改装して作った。 壁、床、天井、照明、すべて取り替えられて、見違えるようなアジアンチックな癒しの空間が出来上がった。 この治療室の大きな窓からは、一年中緑を絶やすことのない、しっとりしたシダの葉が眺められ、よりアジアの雰囲気を高めてくれる。 この緑が見える窓際にあるマッサージベットに寝そべると、青い空とみずみずしいシダの緑を見ることができる。 窓の外の自然を感じながら治療を受けられ、とてもリラックスできるとゲストの方にも喜んでもらっています。 この施設には温泉があり、お風呂は大、中、小の3つのお風呂がついていた。 定員を考えれば充分だったが、どうしても屋上の眺めのいいところに露天風呂を作りたかった。 日中は目の前に大海原を望み、夜は満点の星空、極めつけは満月が映し出された海の幻想的な眺め。 この眺めをなんとしてもゲストの方にも見て、感動してもらいたい。 それもただ見るだけではなく、温泉に入りながら見れたらどんなに気持ちいいことだろう。 設計士の先生に無理にお願いして、屋上に露天風呂とサウナと水風呂を作ってもらうことにした。 屋上での工事だったので、材料から何からクレーンで屋上に上げなければいけないので大変な工事だった。 出来上がった露天風呂は、作ってくれた大工さんも、「わしもいくつも露天風呂を作ったが、こんな眺めのいいお風呂は初めて作ったよ」というほど、すばらしい眺望の露天風呂になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.01.19 22:07:38
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