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2021.03.20
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テーマ:語学留学(132)
-2016.4.12-

この夜、人生で最高に怖い経験をした。
あれから5年たって還暦を迎えた今でも
あんなに怖い体験はない。


あの夜、授業の後
JAPANESE CLUBで、千と千尋の神隠しの上映会があった。

私はアニメには興味がなかったので
日本人だけど、この時初めてこれを見たのだった。
日本語版に英語字幕が付いてる物だったので
ちゃんと理解する事ができた。


海外の人がこんなに好きだと言ってくれる日本のアニメを誇りに思い
海外でも人気があるって事は
きっと面白いに違いない・・・と
この後、私も日本のアニメを見るようになった。
アメリカにいた時に見たのは
当時日本で流行っていた「君の名は。」と
英語字幕付きで動画配信されていた「進撃の巨人」だった。




さて、映画が見終わったのが21:00頃だったと思う。
あの時、娘は、その後授業があったから
1人で車を運転して帰った。
学校を出発して間もなく、急に大粒の雨が降って来た。
それが、やけに音が大きいのだ。
しかも、あっと言う間に土砂降りになり
前も見えないような状態になった。
車の屋根に何かが当たるような音がずっとしてる。
何かが降って来てると思った。
暫くすると、それはヒョウだと判った。
その粒が凄く大きくて
屋根に当たる音もとても大きいので
屋根が破れてしまのではないかと不安になった。

前がよく見えない程の大雨だったので
ゆっくり走っていた。
夜なので走ってる車も少ないが
ゆっくり走る車と、急いで帰ろうと飛ばして車がいた。
ガソリンスタンドの屋根の下に入って
待機してる車もいた。
私も、どこか屋根の下に避難したかった。
だけど、私は物凄い方向音痴である。
一度どこかに入ったら、絶対帰り道が判らなくなる。
ナビも英語だから、聞き取れる自信がないし。
だから、進むしかなかった。

すると、通学途中にある森みたいな区域に入った。
その部分はライトも殆どなくて
車のヘッドライトが命で走るような道である。
雨が酷くて前が見えない上に
暗くて余計に見えない。
そして、最悪な事に
この辺は川が多いので、道路が冠水して川みたいになっていた。
方向音痴の特徴で、地理の記憶があいまいだ。
この川みたいになってる道路が
通れるレベルなのか、進んだら沈むレベルなのか全く判らない。
でも、数少ない、走ってる車は
物凄い水しぶきを上げて通り過ぎて行った。
だから、いちかばちか私も進んでみた。
だけど、古い車だし
エンジンが止まったらどうしようと不安だった。
スマホは持ってるけど
警察に電話したとして、どうやって説明しよう。
ここがどこか、説明できない。
住所も判らない。
自分の状況も説明できる気がしない。
もし、急に深くなって沈んだら、死んでしまうかもしれない。
そんな恐怖の中、泣きながら運転した。
いや、マジで泣いた。
だって、前は見えない
凄い音でヒョウは降ってる
車の屋根が破れそう
自分は水没してしまうかもしれない
そして、最も怖かったのは

今どこを走ってるのか判らない

ことだった。
通常と違う状況だったので
いつもの景色じゃなかった。
いつも通り進んでるつもりなのに
いつまでたっても真っ暗で、電気もない。
いつも、もっと早く建物がある区域に出るのだ。
でも、方向音痴だから曲がれない。
いつも曲がる角に出るまで直進するしかない。



泣きながら運転してると
やっと、いつもの景色が見えた。
良かった・・・間違えてなかった。
建物も見えて、明るくなって来た。
でも、まだ雨は酷く、ヒョウは降ってるし
道路も川みたいだった。
それでも、いつもの道だと判った分安心しながら
恐る恐る、ゆっくりと進み
やっとの事でアパートに着いた。
普段なら15分の道が
あの時は1時間もかかったように感じた。
実際は、そこまではかかってないけど。



車から降りると、大きなヒョウがゴロゴロしてた。

これじゃ、あんな大きな音がして当たり前だと思った。
とにかく、無事帰宅できた良かった。



翌日、アパートの外は
ヒョウで落ちた葉っぱが凄かった。



私の車も、凹みだらけだった。



学校に行く時も、凹んだ車だらけだった。
窓が割れてる車もあった
あちこちのガソリンスタンドで
「ヒョウのダメージを直します」
という看板が、暫くの間沢山立っていた。
近所の大型スーパーが2か所
屋根が割れて店内に雨が降りこみ、大変な被害が出ていた。
とにかく、普段は暑いサンアントニオで
あんなヒョウが降った事は珍しいことだったそうだし
被害も凄いものだった。


よりによって、私が留学してる時に起こらなくても・・・。
今思っても、あんなに怖い思いをしたのは初めてだった。
そうそう、泣きながら運転してた時に
日本に残して来た夫や、実家の両親の顔が浮かんだよ(苦笑)
これも、ひとつの経験だね。





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最終更新日  2021.03.20 17:30:43
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