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掌の砂、流れる雲、それから。

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2007年08月15日
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カテゴリ:カミサマの話
今日はお盆休みの真ん中の日だったけど
仕事があって会社に行きました。

帰り道、本屋にフラリと立ち寄り
ぱっと眼についた本がありました。

「いつまでも、いつまでも お元気で」。

リンクして下さっている、heliotropeさんの御父様が
特攻隊員さんの生き残りだということを
書いて下さっていたことが
購入のキッカケでした。

冷房の効いた
バスの中で読んでて、涙が出そうでした。

その中には
幼い妹や弟、そして自分の母に宛てた想いが
いっぱいいっぱい…、
清冽な文章で、溢れていました。

18歳で逝った兵隊さんの手紙の中には、義母に宛てた
最期のメッセージがありました。

「俺は幸福だった
遂に最後まで「お母さん」と呼ばざりし俺
幾度か思い切って呼ばんとしたが
何と意志薄弱な俺だったのだろう」

「母上、お許し下さい
さぞ寂しかったでしょう
今こそ、大声で呼ばせて頂きます
お母さん お母さん お母さん と」

この手紙の文章を読んで、何も感じない人はいないでしょう。

一見、不思議にも見える、共通した単語もありました。
「皇国の為に」
「国の恩に報いる」
などと表現される、「国」の概念です。

今の時代にはそぐわないような、その言葉の重み。
社民党とか共産党が
ヒステリー起こしそうな(笑)。冗談はともかく(笑)。

それは
でも、
結構すぐに解ける疑問だったりします(笑)。

この日記を書くに当たって
少しだけ、あちこちのサイトを見て回りましたが

知覧にしろ、鹿屋にしろ
特攻隊員になった人達の強烈な祈りにも似た
「思い」があるということを
知りました。

「日本は戦争には勝てない
それは分かっている。
でも、自分の命が、講和の為の条件になるだろう」

「講和の為の条件になる事が、自分の生まれ育った地域や
まだ幼い妹弟の、笑顔を守る事に繋がるだろう」

「我々の次の世代の日本人が、日本に誇りを持って貰える様な
国家を築いて頂きたい」

(以前に読んだ「ゴーマニズム宣言・戦争論」でも知ってたけど
いわゆる兵隊のエリート・学鷲だけでなく
お一人お一人が、その意識を持っていたという事に驚きました)

その強烈で、ひたぶるな思いが
「公」では「天皇陛下の為」「国の為」であり
また同時に
文章の下に隠した「お母さん!」のような、
強烈な「私」の言葉ではないでしょうか。

私にはこういう「現実」を知ってからも
悪し様に、戦争の全てを責めたり、特攻の事を
「無意味」と責めたり
ましてや「為政者が愚かだと、下に続くものが惨めw」と揶揄めいた発言を
したりすることは、どうしても出来ません。

そして
いくらセンチメンタルと責められようと
この方々の命・また、この方々に連なったり寄り添ったりした方々の命のバトンの末に
今の日本の国家があるのだという思いが
消えません。

「公」ではニッコリしていても、「私」では後悔もある…。
それも自然な感情でしょう、
皆さん20歳そこそこの「男の子」達ですもん…。

その思いを汲み取って行く。
彼等に添って時代を生きた方々の葛藤も含めて。

思いを汲み上げて行く使命みたいなもの…、が
我々の世代にあるような気がしてなりません。

戦争は、二度と起こしてはなりません。

今日は、終戦記念日なので、こういう話題もいいかな(笑)♪






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最終更新日  2007年08月15日 18時40分55秒
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