カテゴリ:おはなし美術館
…にも関わらず(!?)洗濯機が壊れるというね
今日はコインランドリーに行きました ジャブジャブ洗われた後ぐるぐる回る洗濯物 見ていてなかなか楽しいかったです♪ さて。 「安吾と太宰」まであと10日 最近は隙あらば稽古の音源を聴いています 今回の公演は「安吾と太宰」 2人の無頼派のミステリーを読みます 先日仲良しの高校の後輩(←美人過ぎて私の公演にいると出演者だと思われること多数)から 「三島由紀夫氏が太宰治と坂口安吾を比べて評している文章がありました。 とても短い文ですが、お酒に例えていて素敵でした。 玲先輩に読んで欲しい!」 とのメール 探してみたら 安吾がジンやウォッカ 太宰が甘口のお酒 に例えられていました これ、何となく腑に落ちます 安吾好き(そして太宰嫌い)の三島のこの文章は 「純粋なアルコホル分はこちら(ジンやウォッカ)のほうにあるのである。」 と続くわけですが(笑) 私は改めて好みだなと思いました ジンやウォッカが好きな方もいるし そもそも強いお酒自体が飲めない方もいる 甘いお酒を好む方もいれば あんなのお酒じゃないという人も ただ好みは別れるにしても2人に共通しているのは 作品にごまかしや澱みがないということ 戦時下の表現規制の中でもぶれなかったということ 水で薄めることも代用品に頼ることもなく お互いにぎりぎりの手段で、強いお酒と甘いお酒を貫いたのです 3/15はこの2人の書いたミステリー 安吾の「アンゴウ」も太宰の「葉桜と魔笛」も切なくもあたたかい家族にまつわる奇跡の物語です でもやっぱり安吾はキリッとしているし 太宰は甘く美しい あなたはどちらが好きですか? さあ!あと10日! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月10日 18時35分10秒
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