376879 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ほんとの日々

ほんとの日々

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2023年06月15日
XML




2023朗読「二十歳の原点」ヴィオロン公演の感想の抜粋です。



「二十歳の原点」をこんなに大勢の方と共にできて
とても心がふるえました。
去年20歳でお聴きして、今年は21歳で拝聴して
想うことが多くありました。



20才のとき、1月2日から日付を重ね読んで以来、
約5年ぶりに春日さんのお声を通して日記を拝聴しました。
20才の頃理解できなかったことも、
今再読すればまるで自分のことのように思えることも
沢山ありました。
今日のことが希望になり、またこれからも生きていけそうです。



高野悦子の陰鬱っぽい調子に
時代の郷愁と同じく陰鬱な自分の心情とを重ねて
聴いていました。
生きることは苦しいものなのだろうかと
彼女の呼吸を聞きながら、
当時の彼女の魂の存在を感じていました。
最後の森林の詩は、
人間の深い意識の下部に降りていくような感じで
村上春樹の「海辺のカフカ」を想起しました。
彼女よりももう歳をとって学生でもなくなった自分の中に
悦子と同じような少年の投げやりな無責任な部分が
よく残っているのだと実感も覚えました。
僕にとってそれは希望かもしれません。



初めて母と参加しました。昨年30歳になりました。
もう少し早くこの本に出会いたかったと思います。



高校生の頃、シアンクレールでこの本を読んでいた頃の
私の原点を思い出したくて来ました。
高野さんの三倍も生きてきて
自分の人生(3倍という月日)の重さを
感じることができました。
ずっと高野悦子と対話してこられた春日さんの声を通して
高野さんに再会(ほんとうに会ったような気がする)できて
よかったです。



高野悦子さんと一つ違いですので
青春の悩みがよくよーく解ります。
非常にその当時がよみがえりました。
今は老いさらばえて奇跡的に生きています。



今年もお聴きできてよかったです。
やはり最後の詩がよいですね。
4月久しぶりに京都に行きました。
高野さんの頃からだいぶ変わりましたが
本がいまだに読みつがれていて嬉しいです。



初めての「二十歳の原点」朗読会でした。
鉄道自殺という選択をしたということで
聴く前は重苦しい思いがありましたが、
高野悦子が自分を見つめ必死に生きたということを
今回の朗読会で感じました。
改めて本を読もうと思います。



2回めの参加になりました。
悦子さんには休息が必要だったのかなあと思いました。
悦子さんからエールをいただき元気をもらいました。



初めて参加してから10年くらいになるかと思います。
コロナ禍で中止になった年、
日程が折り合わず不参加だった年などがありましたが、
7・8回は参加させてもらったことになります。
今回は「ひとりであること」に
焦点を当てた構成だったかと思いました。
当時の状況や学生運動を知らないであろう
若い世代の参加者が多かったのが希望のように思います。



今回は「生活」を感じました。
京都という街は悦子にはどう見えていたのかな。



今年は独りが刺さりました。
昨年までは母の視点で悦っちゃん死なないでと思っていましたが、
今年は対等な視点でグサグサと刺さっておりました。



私は筑波山や岩手山を見て育ったので、
京都の北山を懐かしく思う気持ちについて、
今回初めて気付き、とても共感した。
山が見える安心感、不動っぷりが
何かこう地上に引き止めてくれる気がする。



今日はまた違った印象でした。
悦子さんの内面がより伝わってくるというか
社会的なことよりも
より自身の内面と向き合うところを感じました。
それだけに生きづらくなった部分もあったのかと思いました。



逃げ道を自分でふさいだのが残念。
俗に生きるのも人生だったかなと。



今回で何回目でしょうか。
毎回自分は何に気付けるだろうか。
少しは近付けるだろうかと思いながら参加しています。
今回は彼女のコトバの中に人としての真っすぐさ?
真っ当さを感じました。
社会の流れの中で「自分であること」を
手探りで求めて行こうとする姿に
「自分」があることに気付けずにいる人にはなるまいと
感じるのでした。



くり返し二十歳の原点を聞く中で
悦子が生きた時代背景が少しづつ分かってきました。
またお母様の気持ちも痛いほど感じました。
娘と玲さんの朗読をいっしょに聞けた
幸せをかみしめたいと思います。
そんな親子の方がまたいらっしゃるといいなと思います。
玲さん、お元気で続けて下さいね。



今年もあなた(悦子)に会えて嬉しく思います。
あなたは自分を臆病者だと言っていましたが
自分で決めて行動に移したことは臆病などではなく
自分に素直なのでしょう。
臆病と素直はコインの裏表、
どちらも自分自身に忠実なのでしょう。
今年もあなたに近づけた様な気がします。
螺旋時空の傾きが重なってきたのでしょうか。



R座の本棚で本に出会いました。
自死を選んだ人の日記からは私は絶望を感じますが
それでも希望が見える気がします。
私も生きていきます。



☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆



朗読『二十歳の原点』

原作 高野悦子



            独りであること、未熟であること、
                    これが私の二十歳の原点である。








高野悦子(1949-1969)

昭和24年1月2日、栃木県生まれ。
昭和42年、立命館大学文学部史学科に入学、
京都府で下宿生活を始める。
昭和44年6月24日未明、20歳6ヶ月で鉄道自殺。
中学校2年生から大学ノートに書き続けていた日記が父親によって整理され、
「二十歳の原点」「二十歳の原点序章」「二十歳の原点ノート」として刊行、
ベストセラーに。


この公演では、高野悦子が20歳を迎えた昭和44年1月2日記から、
死の前々日であった6月22日までの軌跡を、朗読でたどります。
会場は、日記に登場する愛読書の数多くが並ぶ読書館、
京都の喫茶「しあんくれーる」を彷彿とさせる名曲喫茶。


                    ――― 今宵、彼女の残した心の花が、
                 一杯の珈琲と共にそっと薫り立ちますように。



☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆




2023年

● 6/10(土) 18時30分開場/19時開演 
終了しました
【阿佐ヶ谷】名曲喫茶ヴィオロン 1000円

● 6/23(金) 19時45分開場/20時15分開演 
【高円寺】アール座読書館 2000円


開演の30分前に開場致します。
なお準備の都合上、開演15分前までに
ご来場下さい。
各回、喫茶店の趣と演出が異なります。
詳しくはお問い合わせ下さい。


ご予約の上ご来場下さい。

ご予約・お問い合わせ、チラシの送付などは 
kirakiracrayon(あっとまーく)yahoo.co.jp へお寄せ下さい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年06月22日 09時38分34秒
コメント(0) | コメントを書く
[「二人羽織とはず語り」] カテゴリの最新記事


PR

プロフィール

玲のおと

玲のおと

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.