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2016.12.18
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カテゴリ:カテゴリ未分類
超時空騎団サザンクロス雑誌記事第4話「ハーフムーン」にて劇的に登場したサイフリート・ヴァイス。 あまりに冷たいその表情は、一種の悲劇の影を予感させる。果たして「超時空騎団サザンクロス」の物語は、彼にどんなドラマを用意しているのだろうか?

西暦1984年4月15日(日曜)の「超時空騎団サザンクロス」第1話 「プリズナー」の放映が始まってから、もう約2か月。今のところ「サザンクロス」は、「ジャンヌ・フランセーズ」隊長を中心とした登場人物たちのドラマは、輝きを発している。

戦略機甲師団 第15分隊の個性的すぎる部下たち。いかにも叩き上げの軍人らしい「アンジェイ・スラウスキー」軍曹。少年として、そしてジャズ・ピアニストtpいう音楽家としての繊細(ナイーブ)さを持ったボウイ・エマーソン上筰兵。能天気な「シャルル・ドゥ・エトワード」2等兵。
彼らと指揮官である「ジャンヌ・フランセーズ」隊長とが、深い信頼関係で結ばれているところが魅力的だ。
ゾル側に捕まったボウイを命令違反をしてまで全員で敵の懐である調査艦「キルトラ・ドラニッツ」まで「スパルタス」のホバー騎兵戦車形態で助けに行く話(第4話「ハーフムーン」)などは、なかなか素敵であった(もっとも第15分隊にとって、命令違反などは日常茶飯事なのだが)。
美女ふたり、ラーナ・イザヴィア と マリー・アンジェルの魅力は、まだ全開とは云えないものの、先ずはこれら多彩な登場人物たちの個性を追っているだけで十分楽しめてしまう作品であるのは確かだ。


だが、ちょっと待て、「超時空騎団サザンクロス」は戦場物でも、青春ドラマでもない。
せっかくのSF的設定の数々。例えばゾル人の秘密などが物語の中にもっと活かされて欲しいとも思う。
そこで新たな登場人物(キャラクター)であるサイフリート・ヴァイス に注目するのだ。

人間でありながらゾル人に改造され「バイオヒューマン」として、惑星グロリエを、深紅のバイオロイド〔 前期 II 型 bis(2型・改)「ジスタ・ドュール」〕に搭乗して、冷酷無比に「惑星グロリエ」のサザンクロス軍を攻撃するサイフリート。

「徹底した合理性に生きる三位一体のゾル人たちと、感情的な人類とは、本来は絶対に相容れない存在です」(シリーズ構成:「鳥海尽三」氏)

この2つの種族が好まずして出遭(であ)ってしまった為に、戦争という悲劇が起こったのである。
ならば人類でありながら、ゾル人と深い関わり合いを持ってしまった「サイフリート」こそ、この悲劇を救う重要な役割を果たす登場人物ではないのか?

「確かにサイフリートは、作品のテーマを背負った重要なキャラクターです」(シリーズ構成:「鳥海尽三」氏)


第10話「アウトサイダー」以降、サイフリートはサザンクロス軍の統合軍事警察 〔 Grobal Militaly Police , GMP 〕に捕虜として補らえられ、ラーナ・イザヴィア少尉を経由して「ロルフ・エマーソン」参謀長官の命令により、ジャンヌ指揮下の戦略機甲師団 第15分隊の一員として生きることになる。
しかし、ゾル側に居た時の記憶が、サイフリートを苦しめ続けるのである。

「サイフリートは、ジャンヌたちと対照的に、ある意味で暗く描いていきます。ひとつの悲しい宿命を生きる人問ですから」(シリーズ構成:「鳥海尽三」氏)
- サイフリートの赤いバイオロイド。このふたり(ジャンヌ と サイフリート)が物語のカギを握る -
「超時空騎団サザンクロス」のテーマは、まだまだ見えてこない。だが悲劇の戦士・サイフリートを追い続ければ、いずれそれは明らかになるだろう。
果たして物語の終局で、彼は笑顔を取り戻すことが出来るのだろうか・・・・・・





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Last updated  2016.12.18 20:15:02
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