切るほどに繁る植物の生命力
毎日の日課として庭の木々や草花の水遣りをしているが、その折に 1本ずつ、健康状態、育ち具合、病害虫の有無等を見ながら、何とはなしに話し掛けるようにしている。 最近になって始めて理解したのですが、花も、木も、無駄な枝や、伸びきったり、盛りを終わりつつある花は、切りとったほうが、新しい芽や、枝が育つ為には良いようである。 世代交代や、役割分担が植物の世界では厳格になされているようです。 特に、この季節は、高温多湿になるため、人間と同様植物も 散髪し、清潔にしていないと、息苦しくなリ、病気になってしまうようである。 折角育ったので、少しでも早く大きく育てようとして、やたらと水を撒き、肥料をやっていたが結果は、逆効果で、夏の厳しい暑さに弱ってしまい、秋には、枯れ出してしまうことが多かった。 なんだか、、とてもいい教訓を授けてくれたようです。 人づくりも、本来持っている、厳しい環境変化に耐えて生きる力、人それぞれの自発性や、成長力を引き出さずに勝手な思い込みで、 枯らしたり、殺したりしていることが多すぎるように思います。