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5 工事絵馬 6かっぱ橋 7 利根川図志 ページ8 印旛沼掘割 工事は僕の 前回の研究テーマの解答でした 前回のテーマもやはり 作家 高橋 時宗 克彦の説で葛飾北斎 隠密説です 北斎 は天保の改革時の老中 水野忠邦の懐刀町奉行所 鳥居よう蔵の隠密として 印旛沼 工事で船の入口となる 銚子の台場 建設地の下見に今のカメラマンの役を絵師としてしていたのではないかという説です 僕がこの説を銚子で調べていると 鳥居よう蔵 と同じく 解剖のために海岸の測量を老中 水野忠邦から依頼された 対立派の江川太郎左衛門 台場の設計者 のブレーンとして働いていた 渡辺崋山も銚子に来て銚子の海岸を書いた 四州真景図 重要文化財を残していた 銚子の古文書 玄蕃日記から鳥居よう蔵が印旛沼掘割工事の下見として 天保14年9月銚子に来ているのを探し出した 北斎の描いた銚子の海岸風景は北斎漫画 から シーボルトの 日本 に紹介され黒船のペリーは シーボルトの 日本 を研究して日本へやってきました ページ 9 研究発表のきっかけ 北斎 隠密説の研究として 北斎の師 勝川春章と崋山の師 谷文晁の研究をしている時に独自の北斎=写楽説案が浮かびました そんな時 東北大学教授の田中英道氏の北斎=写楽説とも出会った 自分の説は写楽の残した武者絵の中に北斎の様式に非常に近いものを感じたという説です。そこから銚子 円福寺に残された 2代北斎の武者絵馬と 銚子 猿田神社に残る 北斎の絵馬 菅公砂の上に文字 教えるの図 の研究調査をしていました その頃 銚子で 第2回 歴史民俗学研究大会が開催することになったので 銚子の絵馬 絵馬からの北斎 イコール 写楽 説の研究発表をしました カッパ 大会だったので 北斎の書く カッパ 河童を釣る方 を紹介して話を始め 北斎の安倍晴明 銚子に残る 安倍晴明伝説の絵 写楽の相撲絵 大童山 の怪力 を例にあげて 全ての絵が ドラマティックな構成をしているという共通点を挙げ 北斎=写楽説を展開しました それが ご縁で今回の 絵馬に描かれたカッパ像 の研究発表となりました。 いわゆる 研究発表のきっかけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 20, 2023 06:03:19 AM
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