ドイツの任期は終わった。
さて、お楽しみの帰任休暇である。
どこに行こうか。
会社の規定はこうである。
「長期海外赴任者は10日間の休暇をとることができる」
素晴らしいではないか。
しかも、費用は「一定額を超えない限り」会社負担である。
つまり、10日以内に帰国して、一定額以内に費用を抑えさえすればいいのだ。
ふははははははは。なんていい会社なんでしょう。
う~む、どこへ行こうか。
頭の中では「ドイツ」と「日本」を結ぶ線が描かれていた。
そのどこか途中の国に寄って帰ろうと思ったわけだ。
が、なかなか行きたい国がピンと来ない。
そこでふと気がついた。
地球って丸いんじゃん?
反対側から回って帰ってもいいんだ!
反対側っていいますと・・・・・
アメリカか!
アメリカである。
「海外に行ってみたい!」と考え始めた若き頃、頭に浮かんだイメージは
映画でよくみるアメリカの風景であった。
どこからか声が聞こえてくる。
「ニューヨークへ行きたいか~!」
「行きたいでーす!」
心の声が叫ぶ。
決まりだ。
行くぞ!アメリカ!
ちゅうわけで、次回より「アメリカ編」をぼちぼち書いていきます。