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昨年の秋だったろうか?以前送った出産祝いのお礼のお手紙の中に、赤ちゃんの写真が入っていた。それを本にはさんでいたらしく、先日部屋の掃除をしていたときに、ポロリと出て来た。
咲希がそれを見つけて私に聞いた。「ねぇ~、この赤ちゃん誰?」。私は、「親戚の赤ちゃんだよ」と言った。そうしたら「親戚ってなに?」と聞かれた。「え?親戚も知らないの?」と思わず返してしまった。 私の実家は北海道だから、私の血縁関係は殆どが北海道に居る。とはいうものの、母の兄弟姉妹が二人、車で2時間以内のところに2件いるのだが、現状としては年賀状のやりとりくらいになってしまっている。また、私の従妹も同じ市内の居るはずが、一度も北海道以外で会ったことが無い。 パパ側は、義父、義母は多少兄弟のつながりで付き合いがあるものの、お互いそれを娘、息子の範囲までではないようだ。だから夫のいとこには一人も会ったことが無い。義母、義父の兄弟姉妹に関しても、10年前の結婚式以降1度も会っていないので、正直よく分からない。 私が小さい頃は、年末年始、お盆には親戚の両親実家に行き、そこに沢山の親戚が出入りをした。また、結婚式があったり不幸があったりすると、そこには本当に大勢の親戚、いとこに会う機会があった。 雄大にも聞いてみた。「雄大の親戚って誰?」そうしたら「親戚ってなに?」と同じ答えが返ってきた。 人は一人では生きてゆけない。そんな中、親、きょうだいはとても大切な関係であるけれど、もっと大きな単位で力になってくれるかもしれない血の繋がった関係があるということを教えるのを忘れていたかもしれないことに気が付いた。雄大と咲希に、命は繋げていくものなんだよ。。。だから、自分でその命を絶つということは、そこで繋いできたものを切ってしまうものなんだよ。。。という話をした。命を大切にして欲しい・・・という意味で教えたのだが、今度は、その命の話にもうちょっと膨らみを持たせて教えてあげることにしようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月29日 23時48分27秒
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