My Sweet Family

今朝は、虐待でもしているような気分になってしまった。

大希がおねしょをした。しかも私の布団の上に、思い切り・・・（涙）
ま、今日は２３度くらいまで上がるらしいので、布団はよく乾くことだろう。
ただ、最近ヒノキの花粉に悩まされている私にとって布団を干すということはどういうことか・・・？今晩のことを考えると、ちょっと憂鬱。

私の「あ～、ママの布団が・・・。しかもミィーミィーも濡れている。」その一言で、大希の気分はどん底に落ちてしまった。思わず出てしまった言葉だけど、私の顔色を見て凄く悪い事をした気分になったのだろう。育児書には、「おねしょをしても攻めてはいけない。励ましてあげましょう」と書いているが、なかなかそういう気分になれない。ただ、今朝も叱ったつもりはないのだけど・・・。

「今日は、幼稚園に行かない。着替えもしない」と言い出した。今日は早起きをしていたので、少し時間に余裕があった。のんびり構えていたら、朝ごはんも食べずにひたすら「幼稚園はお休みにする」とブツブツ言っている。しばらくは抱っこしたりなだめたりしたが、そうも言っていられなくなってきた。

泣く大希を押さえ込み、脱ごうとする制服を押さえつけ、やっとの思いで制服を着させた。着せてから黙ってしばらく抱っこしていた。１０分くらい抱っこしていただろうか？ご飯も食べていないから、“元気になるおまじない”ということで、大きい丸いブドウの飴を口に入れた。

「さ！時間だから靴はいていこう！」そう言ったら、大希はニコニコして玄関に走っていって靴を履いた。

行きたくないという子を無理やり制服を着せ、大泣きしている子を押さえつけ制服を着せる。「本当にこれで良かったのか？大希は年中からが良かったのではないか？もっと家でゆっくりしていたかったのではないか？」いろんなことを考えながら、制服を着せた。泣く大希を無理やり幼稚園になんか行かせたくない。行きたい時に行けばいいじゃない・・・そう思った。よく育児書には「最初は泣くけど、それでもバスに乗せましょう。だんだんと泣かないでいくようになります。」とあるが、子どもが親から離れていくのって、親が決めるのではなく子どもが決めるのではないか？安心して親から離れて行く時期ってあるのではないか？

今日の大泣きしている大希に制服を着せた私ってなんだろう？今日の泣いている大希の顔はしばらく脳裏に焼きついて離れないかもしれない。