2008/06/18(水)17:47
『西の魔女が死んだ』の試写会
原作のずいぶん前からのファンで、何度も何度も
読み返していたので、映画化のニュースを聞いた
時は、嬉しさと不安が半々って言う感じでした。
お話の方は
中学校に通うのが苦痛になった少女「まい」が、
田舎でひとり暮らしをする英国人の祖母のもとに
預けられる。
早寝早起きの規則正しい生活やジャム作りなどの
魔女修行をこなしながら生きる力を取り戻していく。
西の魔女と呼ばれる不思議なおばあちゃんと、孫の
少女が過ごす夏の日々を美しい自然と共に映し出す。
最初に、森の中の小道で犬の鳴き声が聞こえてきた
瞬間に「あ、西の魔女の世界だ」って確信しました。
緑の香りが漂ってきそうな、美しい自然の中に佇む
西の魔女の家と庭
このセットを見るだけでも価値がありました。
サチ・パーカーさんを魔女役に抜擢した監督さんには
本当に感謝です
すごく丁寧に丁寧に自然の移り変わりや、気持ちの
変化を、小道具等を使って細やかに描いているので
少し長く感じるシーンもありましたがそれだけ作品を
理解した上で撮影しているんだな~って実感できると
思います
エンディングの手嶌葵さんの歌も映画にピッタリで、
すごくすごく良かったです
映画を観終わってから、改めて原作を読み直してみた
のですが、セリフはほぼいじってないですね。
原作に収録されている「まい」のその後の短編も、
この監督に映像化してほしいな~。
公式HPはこちらからどうぞ
西の魔女が死んだ
420円
手嶌葵/映画 西の魔女が死んだ 主題歌 虹(CD)
1050円