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テーマ:生き方上手(689)
カテゴリ:アドラー心理学
性格のことを私たちは「ライフスタイル」と呼んだり「ライフパターン」と呼んだりします。それは、人間の生き方のスタイルであり、人生そのもののスタイルであると思っているからです。
違う言い方をすれば、性格とは物事をどう見るか捉えるかという信念の集合体、つまり「信念群」と言うことも出来ます。 この信念群を通して外界を見る我々は、あたかも色眼鏡をかけたように外界を認知するわけです。この色眼鏡のことを認知バイアスともいいます。 そして、色眼鏡である性格は、遺伝や環境を材料に、個人が自由意志によって決定する。 これが事実です。これは前回詳しく述べました。 では、性格はいつ頃決定するのでしょうか? 私たちは8歳から10歳の頃にある程度固定化すると考えています。このころの子どもの脳波を計ると大人の脳波とはまったく違います。小学校の教育に携わる人はよく知っていることですが、このころの子どもが取る思考形式は大人とはまったく違います。 そのころの未熟な(というかその年齢に特殊なと言った方がいいかも)な大人の思考形式からすると魔法的な思考でもってこの世や自分のことを「こうだ!」と思い定めて、それに合わせて自分がうまく生きていく作戦を立ててそれを無意識中にしまい込むのです。 そして、この10歳頃に決定した性格でほぼ一生を生きていこうとします。 実はその後、変化する契機が二回あります。 一回は思春期のいわゆる「親友」との濃厚な関わりの中で、もう一回は、人生のパートナーつまり恋人や配偶者との出会いの中でです。 異性のパートナーとの接触によっても変わります。「あんなに粗っぽかったのに、彼女ができて結婚したら人が変わったように穏やかな人柄になった。」っていう例多いでしょう? 僕もそうでした。今の配偶者との出会いで大きくライフスタイルを変えました。 最後に、性格を変える切り札それがカウンセリング・心理療法です。信頼できるセラピストに出会って、自分を変える旅に出ると変えることができます。一人でもできないことはないでしょうが……、まあ、カウンセリングを一回でもいいから受けた方がいいかもしれません。 いや、一人で性格の変更をやってやるぞ!という人は、このブログを参考にしてくださいね。幸せになれる方法をたくさん紹介します!!! 性格を変えるという作業は、あくまでも自分がやる作業です。カウンセラーやセラピストは援助をするだけです。ですから、自分で変えようと思っていない人にはできない作業です。 カウンセリングを受けてカウンセラーに何とかして貰おうと思っている人、あるいは何か別の目的(家族が受けろとうるさいから受けるポーズをしているとか)は、申し訳ないのですが、いくらカウンセリングを受けても何も変わりません。 せっかく受ける時は、「自分の力で自分の生きていく作戦を変更するぞ!」という決意を持ってカウンセリングを受けることをお勧めします。 まあ、試しに受けて味見するというのもありでしょうけど。 ←クリックしてくださるとうれしいです!(^o^) http://toplog.jp/in/?LfURnLj ←携帯の方はここをクリックしてくださるとうれしい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月20日 07時55分39秒
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