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カテゴリ:アダルトチャイルド・共依存
昔
生きているのがとても辛かった。 なぜ自分がこんなにも辛いのかさえ 分からなかった。 嫌な思い出がたくさんあった。 父親が酒を飲んで暴れる恐怖の場面や 数々の侮辱の言葉を投げかけられる情けない場面を 毎日のように思い出しては、たまらない気持ちになり、自分自身を「ダメだ。」と思い続け 他人が信頼できなかった。 そして、他人から信頼されないような行動ばかりをとり続けていた。 そして、さらには 恐怖の場面や侮辱の場面を思い出すことで起こる感情を再体験することで 過去と似たような苦しい出来事を引き寄せていた。 (※感情はそれにふさわしいことや人を引き寄せるのです。) 出身家庭で身につけたコミュニケーションの癖や感情を使う癖が抜けなくて 人間関係がどうにもうまくいかない日々があった。 子ども時代も辛かったけど、就職してからも茨の道だった。 就職して、一人暮らしをするようになったのは良かったのだけど。自分のコミュニケーションがうまくいかないことが、どうにも訳が分からなかったから それから、自分の胸に空いたぽっかりした虚無の穴が いったい何か分からなかったから 転機は32歳。カウンセリングを受けたこと。 それから、17年。カウンセリング、セミナー受け続けて、自主勉強会を開き続けて、自分を変え続ける毎日だった。 2年目から他の人の相談を受けるようになったが、次の転機は ジョセフ・ペルグリーノ博士と会ったこと 博士に、妻に対してかんしゃくを起こす癖が抜けないことを相談したら、博士は私をじっと見つめて「大丈夫。あなたならきっとできる。」と言って ハーグしてくれた。 シンプルな「勇気づけ」のそして信じる力の偉大なパワーを感じたときだった。 さまざまな技法を学び、自分のトラウマ的な記憶の作用を消し去っただけじゃなく、多くのクライエントさんのそれはそれは悲惨な記憶の影響を消すのをお手伝いさせて頂いた。 私なんかの体験とは比べものにならないくらい悲惨な体験をお持ちの方も多くいらっしゃった。もちろん、人間の人生 比べられるものではないけれど… この記憶の操作方法をある程度身につけると、打たれ強くなる。傷つくような場面に遭遇しても、すぐにへいちゃらになるし、逆に、楽しい場面や心強い場面に遭遇するとそれから何度もエネルギーをもらうようになるのだ。 多くの人とすぐに仲良くなれるようになったし、その人々との間につくる信頼関係も強く太くなった。 それは、分からなかった人との付き合い方を アドラー心理学やNLPや交流分析という形で学ばせて頂いたから。 こうやって身につけてみると コミュニケーション技法と言うよりも 真心、誠実、思いやりを形に表したもの と言った方がいいだろうか? 同じ人間として相手を尊敬する気持ちを表したもの と言ったがいいだろうか? それを少しずつだけど身につけさせて頂いたから 今 自分の人生をかけて学んだことを 実践を通して学んだことを 多くの方にお返しさせて頂いている。 そのことだけでも、幸せなのかもしれない。 エンカレッジhttp://yukiduke.racms.jp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月18日 07時43分13秒
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