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心理カウンセリングにおける治療(援助)は、
ほぼアドラー心理学を源流にして、第三潮流そして論理療法、最近の認知行動療法へと流れてきました。 だから、認知行動療法もアドラー心理学とほぼ同じ理論構成になっています。 認知行動療法は医学領域において、うつ病の治療に威力を発揮して、エビデンス(効き目があるという証拠)が蓄積され 最近では、スキーマ理論によって、パーソナリティー障害の分野にまで適用されるようになりました。 パーソナリティー障害の治療とは分かりやすくいうと、実際には病気の治療ではなく、性格変化、人格的成長に手を貸す。と表現した方がいいでしょう。 認知療法のスキーマ理論においては、パーソナリティ障害には以下の5つの領域、18のスキーマがあるとされています。 A.断絶と拒絶 1)見捨てられ/不安定 2)不信/虐待 3)情緒的剥奪 4)欠陥/恥 5)社会的孤立/疎外 B.自律性と行動の損傷 6)依存/無能 7)損害や疾病に対する脆弱性 8)巻き込まれ/未発達の自己 9)失敗 C.制約の欠如 10)権利要求/尊大 11)自制と自律の欠如 D.他者への追従 12)服従 13)自己犠牲 14)評価と承認の欲求 E.過剰警戒と抑制 15)否定/悲観 16)感情抑制 17)厳密な基準/過度の批判 18)罰 そして、これらのスキーマは早期の家庭環境や親子関係の中で作られている(早期不適応スキーマ)としていますが、これも従来の認知療法・認知行動療法があまり過去のことに深入りせず、現在に焦点を当てることが多いのに対して、あまりにもアドラー心理学そっくりです。 そして、この早期不適応スキーマの除去に強力な威力を発揮するのがシータヒーリングの思考パターンの入れ替えと感覚感情のダウンロードです。 シータヒーリングを習得した人が、アドラー心理学と認知療法の基礎的な勉強とスキーマ理論に通じれば、 はっきり言って、リーディングや掘り下げが上手にできなくても プロとして食べて行けるでしょう。 あ、可能な限り、自分の中の18種類の早期不適応スキーマをクリーニングしていくのは 特に4つの基本的早期不適応スキーマをきれいにしておくのは プロとして必須です。 プロでなくても、自分の精神的成長を目指す人は、シータヒーリングの修得とアドラー心理学と認知行動療法の学びとスキーマ理論の習得は 大きな飛躍を与えてくれるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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