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不快な感情がいつまでもしつこく継続するときは、 必ず、その人は、「縦の関係」にいます。 だから、快適な感情になるには、穏やかな感覚になるには、幸せな感覚になるには、 「横の関係」に、自分を持っていく必要があります。 私は、昔、縦の関係にどっぷりとつかっていたので、何か不都合なことがあったり、人から嫌な態度を取られたりすると、いつまでも嫌な感情が続いていました。 「あいつのせいだ。」とか、責任転嫁もしていましたしね。 例えば、パートナーのことを助けようと思って、緊急に頼まれた買い物に行ってあげたとします。 そうしたら、つい、道を間違えて、買い物の品物を届けるのが、非常に遅くなったら、 パートナーから、「あんた、何やってんのよ。なんでそんなに時間かかるのよ。えー、道間違えたの?信じらんない。もう、あんたになんか頼まなきゃよかった。」と、罵倒されたとします。 罵倒しているパートナーは、買い物に遅れた相手を、「役に立たない。頼まなきゃよかった。」と、自分の価値観で断罪して、攻撃していますから、 バリバリの「たての関係」です。 もちろん、罵倒された方は、理不尽な攻撃をされたのですから、たいていの人は、ここで、自動的に怒りを覚えます。 怒りという感情は、自己防衛のための感情ですから、攻撃を受けると、自動的に怒りがさっと立ち上がるのです。 私たちのおすすめは、怒りのエネルギーを使いつつ、攻撃はすることなく、しかし、理性的に、穏やかに、毅然として、 「君に頼まれたことをしていて、つい、間違えて遅れたんだし、わざと間違えたんじゃないから、あわてて焦っている君の気持ちはわかるけど、君の頼みを聞いてあげてる僕に、そんな言い方はないだろ?」 と、自己防衛だけをする方法です。 ここで、「なんだと!」と攻撃レベルまで怒りを高めて、反撃すると、怒りの二人三脚に巻き込まれて、大きな喧嘩につながっていきます。 怒りが不適切なのではなくて、怒りのエネルギーで防御に徹すればいいのに、攻撃するから不適切だと、私たちは考えるのです。 罵倒してきたパートナーは、攻撃的ですから、当然「たての関係」ですが、そのたての関係に巻き込まれて、自分も、縦の関係にどっぷり入って、、、 「なんて理不尽な攻撃をする人なんだ? 許せない。」と怒りや恨みを燃やし続ける人もいます。 これは、自分自身が、「縦の関係」の上に行って、「なんて理不尽な攻撃をする人なんだ? 許せない。」と、自分の価値観で断罪して、怒っているのですから、、 自分も、バリバリの「縦の関係」にどっぷりつかっているわけです。 だから、怒りや恨みという不快な感情を不幸な感覚を感じ続けます。 幸せになりたければ、相手を変える必要はありません。 相手が変わるとしても、それは相手が決めることなので、それに「なんでそんな感じなんだよ」と執着すればするほど、不可能なことに挑んでいることになるので、 あたかも鎧の上からかゆいところをかいているような 痛痒感 を感じてイライラします。 相手がどうなるかは相手の課題。私の課題じゃない。意見を穏やかに伝えたら、それで終わり。相手の課題に執着しない方がいいと、私たちは思うのです。 私の課題は、自分の考え方や感情を「横の関係」に変えるだけでいいのです。 一度防御したら、相手を変えようという執着から離れて、「はいはい。よっぽど焦って、感情的になったんだね。」と受け入れる姿勢です。 自分を守りつつ、相手のどんな言動も受け入れると、自然と「横の関係」に入っていって、穏やかな、快適な感覚を感じるようになります。 全ては自己責任なのです。 不快な感情を覚えたら、自分が縦の関係になっているのです。自分を責める必要はありません。逆に責めると、変えにくくなります。 「よこの関係」の取り方や考え方を学んだら、不快な感情を抱いたときに、自分がどんなたてをやっているかに気づき、 自分を責めることなく、相手も責める必要もなく、考え方や人への対応を、淡々と受け入れる「よこの関係」に変えていくだけです。 もちろん、詳しく学ばないと、どんな考え方が「縦」で、どんな対応が「横」 なのかわかりませんけどね。 そんな素敵な「よこの関係」を徹底的に学ぶのが、「SMILE勇気づけの人間関係セミナー」ですし、対面カウンセリングやスカイプカウンセリング・電話カウンセリングでも、素敵な「よこの関係」が学べます。 スカイプや電話で「よこの関係」を学びたいなら SMILE勇気づけの人間関係セミナーを受講するなら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月01日 10時12分31秒
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