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テーマ:気になったニュース(30411)
カテゴリ:時事
今日はちょこちょことたまったニュースの感想を書きます。
1)FRB動く 中間選挙の翌日、FRB連銀が6000億ドルを市場に注入(政府債券購入)すると発表。お金をだぶつかせて、多少のインフレに誘導したいという。 これって、ドルの価値を下げて、アメリカ製品を安くして売ろうという魂胆だ。中国には通貨操作だといって言いがかりをつけてるくせに。 でも、一つ感心するのは、今日のワシントンポスト紙にバーナンキFRB連銀の頭取が文章を寄せている。まあ、バーナンキは教授だけど、こうした形で政府高官や政治家が直接国民に語り掛けるという姿勢は、好ましい。ついでに、今日はビル・クリントンもNYタイムス紙に文章を寄せていた。 ちゃんと言葉を大切にしている。確かに、映像のセンセーションが強くて、かつ巷にあふれているから、言葉の重みが軽くなっているような気もするけど、いえいえどうして、その姿勢には敬意を表する。 日本の政治家でまともに文章寄せないし。説得してなんぼのはずなのに、言葉が政治家の武器なのに、言葉に重みがあまり感じられない。 2)ロシアの挑発 ロシアのメドエーデフ大統領が北方四島に訪れた。日本側は憤慨して大使召還した。 これって、尖閣諸島の顛末を見て、日本の足元を見たか、ロシアもゆさぶりをかけてみようとしたようだ。 日本、それだけだとロシアは何も気にしないだろう。極東ロシアへの援助を一度止めてみるとかしないと、ふざけんな、っていうメッセージは伝わらないだろうよ。 3)尖閣事件のビデオ 一体、何を考えているんだろう?なぜに、今頃尖閣諸島の事件のビデオを官邸や議員が見るとかいう話になってるんだ? 中国側は、そろそろ仲直りしようという段階にいるんだろうに。今月胡主席はAPECで菅首相に会う頃までに少しずつ和解モードにしたいんだろうに。この間レアアースの輸出を再開した。外相レベルが会うようになり、首相レベルもちょっとでも会うようになり、もう少しで主席が会おうという段階だろうに。 それを、事件を蒸し返して振り出しに戻ろうとする動きは何なんだ? 官邸内部に中国と反目し続けようという意思が働いているのだろうか?訳分からん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 5, 2010 03:15:39 PM
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