ゆきひめはうす

ブリーダーにとって、嫌な客　

連日、仔犬たちの里親様が決まり、引渡しの打ち合わせなどを毎日やっています。犬種の違いでお渡しできる仔犬の日数がありますが、うちにいる犬種では比較的早くお譲りできるのは、コーギー、ビーグル。だいたい５０日前後には可能です。ワクチンを接種して渡すか、接種しないで渡すかでまた変わってきます。Ｍシュナは以外と遅め、５０日以降。Ｍダックスは５５日以降ヨーキーはもっと遅く６０日以降。小さくなればなるほど、遅くなります。昨日その異例のことが起きました。あるお世話になっている方からの紹介で、突然電話があったのです。どうやら、成犬で外で飼える犬が欲しいらしく私はビーグルをすすめました。男の子希望でしたが、里親様が決まっていないのは男の子、女の子１匹づつ。突然電話してきて、今すぐ見学をさせてほしいと。承諾をして２匹をみせました。男の子に決めてその方は帰りました。それから１時間後電話。やっぱり女の子がいい。１５日に引き取りたい。本当はもう少し先にと考えていましたが。そのかたは赤ちゃんを育てたことがあるといいはるので承諾したのです。しかしその翌日の昨日。電話があり、どうしても今日取りにきたい。しかし、来客の予定があったのでことわろうとしたけれど、どうしてもどうしてもといいはる。ちなみにそのかたは５０～５５歳くらいのおばさんです。わたしは、おばさんがとても苦手。若いからと、しつこくせめてくる。はっきりいって、こんな人にはあまり売りたくないのです。お世話になっているかたの紹介でなければことわっているところでした。けっきょく、昨日の夜仔犬をひきとって帰られました。基本的にはこちらもお客を選びます。大事に育ててきたからこそ、この人なら・・・という人に譲りたいものです。仔犬の人生がそれで決まっちゃいますからね。