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テーマ:猫のいる生活(136072)
カテゴリ:コスモポリタン・ライフ~私はどこへ?
うちの猫は、ドバイ→スウェーデン→ソウルと短期間に引越ししたが、問題なく順応している。食べ物でも、国が変わると違う種類を与えなければならないが、どのブランドでも食べるし、相変わらずソフトタイプには目がない。トイレの砂も容器も突然変わっても問題なし。
さて、 スウェーデンから韓国に引っ越すとき、フィンエアで機内持ち込みしたのだが、ドバイからスウェーデンに移動したときは大人しかったのに、今回はずっと鳴きっ放し。 寒いのが苦手らしく、ストックホルムで近くの動物に行くときにもウオンウオン鳴いたので、起毛のジャケットまで買い、ソウルに行くときにも着せてキャリーバッグのなかに入れたのに、 私が家を出て玄関の扉に鍵をかけている間に、あばれてバッグごと転げ落ち、防寒ジャケットはすっぽ抜けてしまった。再度着せる時間の余裕なんかなかったので、もうそのまま。せっかく買ったジャケットも意味ナシだ。
電車やバスを乗り継いでいる途中も、しーんとなった車内で う~~わ~~~~ん!!ううわ~~~ん!! と鳴き続けている。
要は怖いというより、怒っているのだ。 「なんでこんなバッグに入らなきゃならんのだ、早くここから出せ!」と 冷や汗を掻きながら公共の場所で焦っている私なんかお構いなし。
「し~~~~~~っ、 うるせ~ぞ 泣きたいのはこっちやで~」と言っても猫は無視。
バッグから出すわけにもいかず、四面楚歌状態。 空港に着いて、搭乗手続きをし、猫の超過料金をはらってセキュリティチェックに入ろうとした途端、
あっちのバッグ、
こっちのバッグと
大音響で鳴いている、すごいのがいた。
空港内に響きわたるほど大きな声で鳴いている。
ところで、猫連れでのセキュリティ・チェックは、一番めんどくさい。 とろとろしている暇はない。
機内用バッグからPCを取り出し、別のかごに入れ、 ダウンコートを脱いで別のかごにいれ、 小さい袋に入れた液体関係を取り出し、かごに投げ入れ、 猫を出して、キャリーバッグを別かごに入れたあと、 猫を抱えて金属探知機を通らないといけない。
しかも、ストックホルムのアーランダ空港のセキュリティチェックのかごは、自動的に流れてくるようになっているのだけど、流れが速いので、早く取らないと流れてきたかごが押し込まれて取りにくい。下手すると取ろうとした指がかごの間に挟まるやろっていう勢い。 なので、猛スピードで以上の荷物をかごに入れようとするのだが、 この猫がバッグの中のシートに爪ごと張り付いて出てこない。
「おい!早く出ろ」
といって、無理やり引きずり出し、 探知機ゲートに駆け込む。
すると・・・・
ぴ~ぴ~ぴ~
なんか鳴ってるで~
すると いきなり女性の係員が調べに来たので、 私は両手を挙げなくてはならなかった。
その間、猫は、
私の左手に引っかかったまま、サルポーズ。
ってか、 万歳した人間の片手に 猫がびろ~~んと引っかかっている、って
どーよ まぬけやね。
流れていた自分の荷物を一気に取り込み、猫をバッグにいれると一段落。
といっても、機内の乗り込むとまた別問題が発生。
免税店でさらに荷物は増えたあと、狭い機内を進むのが大変なのだ。 機内用キャリーは、狭い座席のかどに引っかかるので引いて歩けず、片手に持ちかえると、もう片方には猫のキャリーとコートと免税店のショッピングバッグで、 両手はダンベル持ってる勢い。
しかも
猫がいるから最後部席ってやつ。
最強やね。
ルシンキからソウルまで8時間ちょっと。 猫は相変わらず怒ってた。
迎えに来てくれた車のなかで、ようやくバッグから出すと 猫はようやくご機嫌になった。
あんたと飛行機乗るの疲れるわ~
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Last updated
2010.02.20 15:06:18
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