カテゴリ:いやんな出来事
今日から9月、今年もあと残すところ3分の1 ああ、時の流れはどうしてこんなにも早いの? ワタクシ1人が取り残されたような気分に・・・ って、今はのんびりと そんなことを思っている場合ではない! ではどんな場合かというと ようやくオチビの新学期が始まって 本来の生活ペースが戻ってまいりましたのよ ええ、本来のペースへ戻す前に2日間ほど オチビが机の前にかじりつき ワタクシや子豚ちゃんズの罵倒を受けながら 涙を流し漢字や計算に溺れたのは 致し方ないことではございますが・・・ (これを日本古来から【自業自得】と呼ぶ) そしてようやく先ほど いつもの日常、朝の風物詩・駅までのチャリンコ全力疾走 【そこのけ、そこのけオチビが通る】 を再開し、今に至る ええ、ええ、もちろんワタクシ今日という日のために 送迎用チャリンコの前輪も後輪も 子豚ちゃんその1がマウンテンバイク用に購入した 最も原始的かつ最もシンプルなエアポンプを使用し かなり汗だくになりながら 「それ以上やったらチューブが破裂するでぇ~~」 と、その1に呆れられながらも 必死になりパンパンに空気を補充し 「ふっ、これならどんなでこぼこな悪路もクリアし 駅までのタイムレコードをアップさせることが出来るはず・・・」 そして、キコキコという不快音を響かせていた ペダルやチェーン周りも高級食用紅花油を使用し (いや、チャリンコは紅花油よりも機械オイルを所望してたのでは?) かなり快適な回転動作をするよう細心の整備をし 万全な体制を整えていたのである 「これならいける!いつもの時間に出ても もしかしたら信号ひとつ分は早く駅につけるかもしれない ああ、なんだか生まれ変わったような己が怖いわ」 しかし、現実は甘くなかった・・・ 確かにチャリンコは万全のチューンナップを受けたかもしれないが ほぼ2ヶ月近くロードレースを離れていた 何のチューンナップも受けていない ワタクシの弛みきった豪脚は 最初の難関、悪夢の郵便局横あたりで ちょっと悲鳴を上げていた・・・ ここの信号を風のように通り抜け次の難関までは かなりペダルの回転数を上げなければ 第2の信号をクリアすることが出来ない が、しかし何度も言うようだが弛みきったワタクシの豪脚は 結構悲鳴を上げていた(ちょっととちゃうんかいっ!) いつもなら、らくらくクリアできる第2の信号を なんとか点滅で通過し、オチビには 「お母さん、次の電車でも間に合うから・・・」 と哀れむように声をかけられ 「だめよっ!始業式早々いつもの電車に乗れないのは お母さんの意地が許さないのよっ!!」 と、血相を変え声を張り上げて答えたのだが・・・ やはり、今年の異様な暑さのため本来の姿を忘れ去った ワタクシの豪脚は(もう、ええから・・・) 最後の難関【豪脚泣かせのスクランブル】に差し掛かった頃には ぶるぶると震え始めていたのでございます。 ようやく改札口についた頃には やたら人影も少なくいつもの朝の混雑は見られず・・・ ホームの案内も静かなものだった 「ああ、どうやらタッチの差で間に合わなかったようね それにしてもずいぶん静かね・・・」 はっきり言って自転車おりてオチビが走ったほうが 改札口には早くつけたのではないか? 心の中でふっとそんな自問自答をしちょっぴり反省してたら 「お母さん、今日土曜日やからいつもの時間に電車ないよ? いつもより3分早いか、いつもより10分遅いかしか電車ないよ? だからどっちにしてもいつもの電車には乗れへんかったなぁ~~ふっ(失笑)」 な、な、なんですとぉっ! では、この足の震えは無駄だったと? この噴出す汗は間抜けの証と? そしてあのチューンナップは意味のない骨折り損だと? お前は母の全力投球を取るに足りないものだとあざ笑うのか? ああ、このむなしさを、この言い知れない怒りを 一体何処にぶつければいいのか? すごすごと駅から戻り兄ちゃんにことの顛末を話したら 「お母さん夏休み前にチビに言ってたでぇ 『始業式土曜やからいつもと電車の時間違うから ちゃんと調べていつもより早めに家出るでぇ』 って・・・ばか?」 うっ、そうなのか?本当にそんなことをこの口は言ったのか? ああ、どうやら知らぬうちに脳の老化が目立ってきたのかもしれない こうしてワタクシの記憶は砂漠の砂のように 指の隙間を零れ落ちていくのね(涙) いったい、本日のお題【復活】は何処へ消えてしまったの? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/09/01 08:52:58 AM
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