独断と偏見のロ～～マンス

恋人はいじめっ子＊キャロリン・モンロー＊シルエットロマンス　 L633

あらすじ
「ママ、ぼくたちパパを見つけることにしたんだ」
「それにママにはだんなさまをね」
ニクシーはあっけにとられて子供たちを見た。
そして子供たちを車で送ってきた大人に目を向ける。
ブーン・シェルトン！
高校時代のあのいじめっ子が新聞社のオーナーで、
そこへ“パパ募集”の広告を載せていったですって。
文案は“ママとつりあうぐらいハンサムで頭のいい人を望む”
ブーンが笑って言う。
「なんなら、めぼしいのを見つくろおうか」
冗談じゃない。
でも、わたしが広告掲載に反対したら
プランを考えた子供たちががっかりするでしょうね。
ニクシーはしぶしぶ話を進めることに同意した。

独断と偏見
昔のいじめっ子が実は王子様だった・・・
なかなか素敵な設定でございました。
ただねぇ～～ヒーローにしてもヒロインにしても
相手のそっくりさんと結婚して
その結婚生活は破綻してた、なんて
ちょっと物悲しいわね。
まぁ、ヒロインのほうは旦那はもうこの世の人じゃぁないけど
イマイチワタクシ的に、そこだけしっくり来なかったというか
ほにゃらら・・・というか・・・
でもそれ以外はヒロインの子供達がうまい具合に絡んで
お話全体をほんわか～～としてくれたので
和むにはちょうどいいロマンスでございました。
しかしヒーロー、手紙を偽装するあたり
あんた策略家でございますわね～～