テーマ:ロマンス小説 読書日記(461)
カテゴリ:読後感想
再会へのキックオフ*キャスリン・シェイ*ハーレクインスーパーロマンス S363 あらすじ 「マイケルのことを話してください」 そう言いながら、メレディスはまばたきをして涙を隠した。 話すのは気が重かったが、ルークは口を開いた。 「サッカーの選手としては優秀なんです」 メレディスが落ち着かなげに尋ねた。 「ポジションは?」「フォワード。サッカーはわかる?」 ばかにしたような言い方だった。 「ええ…」メレディスは逃げるように部屋を出た。 マイケルがサッカーの選手だなんて。 生まれてすぐやむなく養子に出した息子と 共通点があることがうれしくてしかたない。 それにしても、マイケルを育ててくれた相手とはいえ、 ルークの敵意に満ちた態度はたまらなかった。 独断と偏見 やはりロマンスとして読むと肩透かしを食らうかもしれない作品 レイプによって出来た子供 生まれてすぐに養子に出された子供 それでも実の母親のことを知りたいと願う子供 そしてその養父と実母・・・ いや、この二人にロマンスが生まれたからいいけど 実際はものすごく、どろどろしたものになるんだろうな この息子のガールフレンドがとってもいい子で 唯一暗くなりそうなストーリーを盛り上げてくれてます。 クリスマスプレゼントのエピソードでは ちょっとホロリ・・・ そして弁護士と検事と言う立場の違いの葛藤も かなり読ませてくれました。 でもやっぱりロマンスをお目当てなら 余りお勧めできないかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/11/18 03:28:29 PM
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