テーマ:ロマンス小説 読書日記(461)
カテゴリ:読後感想
哀しい嘘*スーザン・ブロックマン*シルエットラブストリーム LS140 MIRA文庫より再版 あらすじ エミリーは、ボーイフレンドからパーティに招かれた。 美しく着飾ったのは、もちろん彼を喜ばせるためだ。 でもなぜか、心によぎるのはかつての恋人ジムの面影・・・。 あんなにも残酷な仕打ちを受けたというのに、 いまもジムを忘れられない自分が、エミリーは不思議だった。 たぶん私は、心の一部を七年前のどこかに忘れてきてしまったのだ。 だからいくら気持ちを偽ってみても、あの日から少しも前に進めない。 そのときのエミリーは、まさかこのパーティをきっかけに ジムと再会することになろうとは思ってもいなかった。 それはまた、心を騙して演じる、切ない芝居の幕開けでもあった。 独断と偏見 本屋さんでMIRAの新刊を見て 「あら、ブロックマンだわ!(好きな作家) でもタイトルに見覚えが・・・」 最終ページを見れば再版とのこと・・・押入れをひっくり返してみてみれば ふっふっふ・・・あったわ!しかもスピンとセットで輪ゴムを止めてるなんて やるわね自分!褒めてあげるわ!! そして・・・再読 ん~~、どこぞの十二の難業をクリアしたヒーローよりも ずいぶんかっこいいヒーローだわ! もちろん出会いの頃にいたいけないヒロインを 思いっきりよく捨て去った(捨てたわけではない)あたりはいただけないけど なぜそうしたか、と言う心理描写がうまくできてて しかもそのキズをヒロインが理解して抱きしめてあげるあたり ちょと涙をそそりましてよ!どこかのじゃじゃ馬につめの垢を煎じてあげたい (よほどじゃじゃ馬のH&Hが気に入らないらしい・・・) ラスト近くの爆弾騒動では本当に読み手もはらはらしましたわ ヒーローのイライラと焦りが伝わってきて こっちまで手に汗、目に涙、ヒロインが無線で 「もう愛してるっていえないかと思った」 と言ったあたりでちょっと涙がハラリ 爆発に向けてカウントダウンの合間にヒーローのモノローグが・・・ それで涙がホロリ でもね、でもね、最終ページの下段(MIRAだと最終ページかな?) 電話のシーンでね~~もうね~~号泣よ~~ それまでにヒーローの家族との葛藤を知らされてたから 思わずラストシーンのヒロインとシンクロしてしまって ああ、すっごく胸を打つお話でございましたわ。 MIRAでは新訳かしら?できればこのままの再版の方がいいんだけど・・・ と、ストリームを持っていながらMIRAをポチってしまいそうな 自分が怖い・・・ スピン とらわれのエンジェル*LS142 今回ヒーローの相棒フィルがヒーロー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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