テーマ:ロマンス小説 読書日記(461)
カテゴリ:読後感想
禁じられた熱情*ローラ・リー*マグノリアロマンス LL-01 あらすじ 米国海軍特殊部隊に所属する夫を持つサベラは、 夫のネイサンが作戦遂行中に命を落としたと告げられた。 何年たってもネイサンへの思いを捨てられないサベラだが 、夫が残してくれた自動車修理工場を手放さないためにも、健気に働きつづけた。 そんな彼女の前に、危険なかおりのする男が現れた。 ノアと名乗るその男は、どことなく雰囲気がネイサンに似ている。 ノアに魅力を感じずにはいられないものの、 亡き夫を裏切ることはできないと彼女は葛藤する。 だが、サベラは知らなかった。ノアの正体がネイサンだということを。 独断と偏見 とりあえず、まぐまぐさんは 「エロマンス(ややお下劣)」路線だという認識で・・・ よし!そうと決まればドンと来い!! お下劣かつ、直裁的なエロマンスが読みたければマグノリアね! ということで創刊半年弱でようやく見えてきた今日この頃 さて今回のお話は、当ブログにお立ち寄りいただいてる L・Bさま(仮名>どこがっ!)から 過日コメント欄でお伺いしてい時よりシチュがあまりにツボなので 「早く読みた~~い!!」と切望しておりましたの で、これはあまりにエロ走っていてすごくもったいないお話でした。 事前に聞いてなければあまりのエロシーン満載のため 深読みせずさらっと流してしまい 感動するところを見落とし、泣き所をすっ飛ばしてしまいそうです。 ってか、たぶん十人中十人までがそうしそうですな・・・ 僭越ながら簡単にエロ抜きyukimamaバージョンあらすじを記しますと とある田舎町で自動車修理工場を営むSEAL隊員のネイサンは レンチを借りにきた南部美人のサベラにフォーリンラブ おしゃれにしか興味のなさそうな従順なかわいいサベラ 二人はすぐさま結婚し幸せな生活を・・・ しかし過酷な運命はある日ネイサンを任務地から生きて返してはくれなかった。 その後サベラは、悲しみに沈みうつろな時間を三年すごし 生まれ変わったように、がむしゃらに修理工場を立て直すのに三年費やした。 そんなある日、共同経営者であるネイサンの弟ローリーが 一人の危険な影をまとう男を修理工として雇い入れた。 その男ノアは、いったいこんな片田舎に何を引き連れてきたのか そして、サベラにいったいどんな影響をもたらすのか・・・ ページをめくるごとに危険と謎が交互に読み手の脳髄を襲う 全米女性の98%が涙した(かなり大風呂敷) 究極のジェットコースター・エロマンス!! ・・・あ、ノリノリであらすじを書いてたら 感想がかけなくなってしまう(笑) いや、もうね・・・拷問を受けながら それも、骨格や何もかもが変わるほどの拷問なんですよ なのに、ヒーローはヒロインを裏切らなかった それなのにヒロインの元へは戻らず 怪しげな「エリート作戦部隊」に所属し過去は一切捨ててしまう なのに間抜けなほど早い時期にヒロインに 「彼は夫ね?」とばれてるし・・・ 敵のスパイというかは実はヒーロー親友の妻で ヒロインの友人でもある女性だった・・・ かなり大掛かりな捕り物劇のわりに すべて丸く収まる素敵バージョンでございました。 途中いけ好かないヒーロー父の事情もラストで明かされ 「なるほど~~」という落ちが用意されてます。 さらに、元の夫であり、孫であり、息子であり兄であるネイサンは死んだけれど 新たに夫で、孫で、息子で、義兄であるノアが家族に加わった という展開がちょっと涙を誘います。 さて、このエリート作戦部隊の面々は どうやら過去と決別し、新たな人物として生まれ変わらずを得ない 凄惨な過去を抱えた人々みたいでございます。 今後このシリーズが日本に上陸するかどうかは神のみぞ知るでしょうが どうもこの一作目を見ると期待薄なようでちょっと寂しい・・・ 今回活躍したニックのお話(過去)なんかも見てみたい気がするんですよねぇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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