テーマ:ロマンス小説 読書日記(461)
カテゴリ:読後感想
ラブチャートは気ままに*ダイアン・カステル*フローラブックス カ1-1 あらすじ 大手建築事務所に勤めるデザイナー、 ライアン・オファロンの元に地元の新聞記者から 「オファロン家に赤ん坊がいる、それはライアンの隠し子ではないか」 という電話が入った。 身に覚えはないが、いてもたってもいられなくなったライアンは 真相を確かめるべく、仕事のパートナーであり、ライバルであり、 密かに思い焦がれていたエフィーと共に里帰りをすることに。 そこではオファロン家の世話をしているテルマに対し、 ある策略がめぐらされていた…。 謎の赤ん坊を軸にふたつの恋が躍動するコンテンポラリー・ロマンス、 『オファロン家の甘美な憂鬱』シリーズ第一弾。 独断と偏見 いえいえ、最初はテンポがよく いつもはライバルとして火花を散らす二人が、 いつもと違う環境で実は胸に秘めた恋の火花を・・・と言う設定が なかなかいけるかも、と思ったんですが、 が、う~~ん・・・ちょっとドタバタしすぎで ほら、往年の「奥様は魔女」とか「かわいい魔女ジニー」などの 観客一体型アメリカン・ホームドラマ(わかります?)みたいなのりで お話が進んでいくので、ちょっと疲れてしまいましてよ ですが、ヒロインはキャリア志向でありながらも とんでもないキーキー女ではなく多少ガミガミ女 本来ワタクシの嫌な女と紙一重ですが 微妙なところでヒーローの魅力に参ってることを吐露するので 結構いい感じでしたの で、このお話には解決しなくちゃならない問題が三つあって 1主となるH&Hの恋愛模様 2ヒーローの母親代わりの女性に突如現れた陰謀がらみの恋愛 3ヒーローパパの【ベイビーのママを探せ】事件 これがねぇ、ドレも同じウエイトで書かれているので 読み手が混乱するんですよぉ さらに『オファロン家の甘美な憂鬱』シリーズ第一弾と言うからには 第二弾・第三弾と続くのでしょうが (ヒーローが三兄弟ですから、三弾までは行くな・・・) 今後も主軸の恋愛と同じウエイトで他カップルがかかれるなら ちょっとしんどいかも・・・ ベイビーのママを探せ、は何とかガマンできますが しかも、今回のH&H人様のベッド下でデバガメ状態になってさらに・・・ ああ、イタイケナワタクシにはこれ以上は言えませんわっ! (って、ゆうとるがなっ!!) で、結局このお話はお勧めか否かですが わっかんな~~い! と言うのが正直なところです それなりに楽しめますし、それなりに突っ込めますが それだけ・・・ドタバタ結構派手な展開ですが 終わってみれば地味・・・う~~ん、う~~ん コレはシリーズでそろってからオチマチデいいんじゃぁないでしょうか? スピン 『オファロン家の甘美な憂鬱』シリーズだそうで 今作のヒーローは上に兄ちゃんが一人、双子の片割れが一人の三兄弟 少なくともシリーズ三まではありそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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