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Carolina Life Part II

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2008年01月24日
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カテゴリ:アメリカ生活
昨日いつも聴いてる夕方の ラジオ番組 のテーマに驚いた。





アメリカの中でテキサス州だけが
”ニードルエクスチェンジ(注射針の交換)”を設けていないって事。




え?
ってことは他の州にはあるってこと?




驚いた。




別にこれを詠んでる人の中にはドラッグやってる人とか
ドラッグディーラーと知り合いとか言う人は皆無か殆どいないと
思うので何のこっちゃと思うかもしれません。




何でこんな注射針を交換するような場所が必要なのか?
それは注射針を回すことでエイズやC型肝炎などの悪性ウイルスを
他の人へ感染させていくからです。
だったら注射針を提供して少しでも感染を減らそうというもの。




私はカナダのバンクーバーに住んでおりました。
今から10年前なので現在の様子は分かりません。



でも当時のチャイナタウンの周囲、ガスタウンの外れから
チャイナタウンへ向かう道には時間帯にも寄るけど
ドラッグ中毒の人々がいっぱいいました。
警察署の周りでマリファナの臭いがかげるぐらいだし
真昼間から茶色の紙袋にお酒のボトルを入れて飲み歩き
ひどいと道路に注射器が落ちている。
ある日注射針が刺さったままで目がうつろになっている人を
見かけた時には心臓が止まるかと思うほど驚きました。
私の友人はバスを降りた途端に「クラック買わない?」とか
言われてました。




つうか何でそんなとこ歩いてんの?って思うかもしれませんが
当時私はボディガードを正業としていた元陸軍レンジャー部隊の人と
付き合っており、彼に「バンクーバーが本当にどういうところか見るがいい」と
連れて歩かれたんです。




もちろんそこには既にニードルエクスチェンジはありました。
でもね、実際どれだけの人が使ってるのかな?と疑問でした。




そもそも注射針を回すのってドラッグをシェアする人が多いといいます。
お金が無いからドラッグをシェアする。
病気に感染するからとかいう思考回路を持たない人達です。




アメリカの路上に住むホームレスの多くは精神疾患を抱えています。
私達には言って通じることも通じない人達が多いのです。
いくらシェルターがあってもシェルターへ行きたがらないホームレスも多い。
人に指図されたくないと敢えてシェルターへ行かない人もいる。




そういう状況で病気が怖いからって理由でドラッグやる時に
無料の注射針を貰いに行く人がどれだけいるんでしょう?




私はやらないほうがいいって言うんじゃなくて他の州で
これがどれだけの効果を上げているのかを知りたい。




効果が無いのにやるんだったら税金の無駄遣いですから反対です。





他にもっとやれることがあるはず。





昨日のラジオにも反対派賛成派が分かれていました。




私の夫の身内や知り合いにはドラッグやってる人、売ってる人、
捕まって刑務所へ行った人がいます。
夫のクラスメートは高校在学中にすでに中毒で卒業後に
間もなくオーバードーズ(過剰摂取)で亡くなりました。




興味本位で手を出す子供達が絶えない今、
親達が小さい頃から悪いこといいことを教えていかないといけませんね。




2010年はバンクーバー・ウイスラー冬季五輪。
バンクーバー・ウイスラー両方に住んでた自分はとても感慨深い。



いつか家族で訪れたい場所です。











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最終更新日  2008年01月25日 03時45分11秒
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