人生二度なし・森信三・道しるべ
先日、森信三「人生二度なし」を読んだ。私は人生をどう生きるかを考え、善く生きたいと思っているが、何をもって善く生きるとするか確固たるものを持っているわけではない。ただ自分の中で善いと思うことを感覚的、自己中心的理屈で選択しているだけである。現在私には人生について教えを乞う人が身近にいるわけではないので、必然本から得ることが多くなるが、そうした中、日経ビジネスか何かで、ビジネス書を紹介していた号があり、そこで見つけたのがこの本である。この本には、人生道という道があるなら、その道で出会う事柄についてどう考えれば良いのかが書かれている。初版が昭和38年に発行されたものであるため、若干今と合わない部分もあるが、おおよそそうなのだろうと思う。この本は心の肥やしとなり、人生のバイブルとなり得る非常に良い本だと思う。現在、同著者の「修身教授録」も読んでいる。まだ読んで数ページだが、かなり良い。