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2007.02.08
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カテゴリ:インド服飾雑貨
 「ギャッべ」はイランの遊牧民に伝わる2cm程度の毛足のあるウール100%の絨毯です。分厚い絨毯は天然染料による草木染でモチーフもイランの自然を題材にしたものです。ふかふかで暖かな感触、自然の優しい色合い、ほのぼのしたモチーフ。ギャッべは自然と人々の手のぬくもりの魅力に溢れています。。。

 ギャッべは家族総出で作られます。まず羊の毛を刈り、川で洗い、毛を紡ぎ、草花や果実で染め、そして絨毯を織る。そんな様子を忘れられない美しい色彩で描いた映画「ギャッベ」の監督、モフセン・マフマルバフ氏の言葉にはギャッベの魅力が溢れています。

 「ギャッベを見ていると心が安らいでくる。まるで子どもの絵のようだ。…羊飼いが刈り取るごくふつうの羊毛、少女が砂漠から摘んでくるどこにでもある草花の色、そして織り手のインスピレーション、それがギャッベだ。イランの民族がその土地にあるものを使って作り、自然の中にあるものを自然の中で使うにすぎない。ギャッベは真に、遊牧民の絨毯である。一言でいうならば、私はギャッベを愛している。」

 私の部屋のギャッべは山吹色ですがこれはイランの砂漠の色だそうです。その他にも夕日の赤、空や水の青、草の緑・・・ギャッべの色はどれも元気をくれる色ばかりです。モチーフも絵を描くように心のままに即興で織られます。テントや羊・馬・山・人間など身の回りのものが題材となっています。時にはギャッべは願いを託されたり、日記のように日常を物語ったりします。

 ギャッべは近年ヨーロッパでも脚光を浴びているようです。私もずっと憧れていたのですが大きいものでは十万円以上もします。しかしその技術を受け継いでインドで生産されたものは値段も手頃です。でも質は様々で理想のものは中々見つかりません。そんな中偶然大手スーパーの絨毯売り場に掘り出し物のように売られていたのがこのギャッべでした!

 一目惚れしたのはその色合いです。黄色ではなくほっこり暖かい山吹色。そしてそこに描かれた動物や人・風景。そしてほどよい厚みと大きさ。ベッドサイドに丁度いいです。掃除機をかけても重みがあるので動きにくく、冬は暖かく夏でも通気性がいい。他の絨毯にまぎれて一点だけちょこんと売り場にありました。お値段は確か5000円くらいです。普通2万円くらいで売られているものなので迷わず購入しました。まるで宝物のように抱きかかえる私に母がそんなに価値があるものなのねと驚いていました。売れ残ったのか売り場の人が価値を知らずに値段をつけたのか。本当にラッキーでした♪

 長く付き合うことになる物との出合いは偶然か必然か不思議なものです・・・あれから何年も経った今でもギャッべはそのままの色合いでお部屋を和やかな雰囲気にしてくれています。。。こんな喜びがあるから世界の雑貨探しは止められません~笑 





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Last updated  2007.02.16 00:52:04
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