私の頭は人並みにひとつで、
肩も右と左のひと揃いきりない。
傘は、一本で十分な筈である。
雲行きが不安で、なおかつ荷を増やしたく無いときの為の
折り畳みを一本勘定に入れるにせよ、
一人の人間にとって傘は、二本あれば本当に、
ことが足りる筈なのである。
それなのに私の部屋には、
何本も、何本もの傘がある。
減ることもあるにせよ、
順当に増えて行っているのは気のせいでは無い。
これが、無駄と言うものである。
それが嫌なら毎朝きちんと、
一日の天気予報を注意して見れば良いものを、
その2、3分の余裕も楽に持てないほど、
こりずにばたばたと慌ただしい朝を繰り返している。
これが、莫迦と言うものである。
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Last updated
2006/03/29 01:48:07 AM
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