どんなひとが好き?と訊かれて最近は、
ひとつのイメージが頭に浮かぶようになってきました。
思うにあたしは、
一緒にごはんを食べるときを想像します。
もちろん一緒に噛むのだから、
同時に口を閉じてしまえば言葉はありません。
耳や目が働く時間になります。
それでもそんな時間が、まるで苦痛では無いひとがいい。
そして、ふとした言葉にお行儀のよさがあると、
あたしはもうかなわないと思います。
「おはし」「おみず」「ごはん」
そんなふうに言葉を使うひとが好きです。
もちろん、男同士のときや「外」であれば、
別に「はし」「みず」「めし」でもいいのです。
ただ、あたしにくれる時間の中では、
恥ずかしがらずにまるで自然に、
お行儀の良さをかいま見せてくれればな、と思うのです。
ほぼ初めての妄想日記です。
最近あたしは乱暴になってきてしまい、
疲れややりきれなさ、苛立ちを言葉にぶつけるようになってきました。
書く言葉ががさつだったり、
いやらしさや単語の強さ任せな部分があったりして、
全くいやになるなあと書いたそばからびくびくするのです。
こんなにお行儀が悪いもの、
母さんが見たらどんな顔をするだろう。
そういうあたしの良識の箍みたいなもの、
これもまた、厄介で照れくさいけれど有って助かっているもののひとつです。
ワインをラッパ飲みしながらも、
言葉への丁寧さは失ってはならないなと思います。
だれか男の子に、とても電話がしたい気分です。
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Last updated
2006/05/15 10:39:11 PM
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