働く母の受験メシ

今日は、午前中東京。フォーシーズンホテルで人と会う・・・すごいホテル！びっくり。

道中の新幹線の中で、隣に座った紳士に声をかけられる。
「どんなお仕事なさってるのですか？」
普段着だったのに、なんで判ったんだろう？？？
工務店を経営されている方らしい。
「娘がデザイナーでしてね・・・」
自慢の娘さんは、お子さんが居るのに元気に世界を飛び回ってるそうな。。。

そういや私の父も元気に世界を飛び回っている・・・
帰ってみたら、父からの贈り物が・・

「マネジメント思考の資料」

父は企業の研究職の後、大学で教鞭をとり、定年退職した現在、他国での行政に関わるため、研修中だ。

どうも、私の為に、経営関連の資料を集めてくれたらしい。

父は私の仕事のよき理解者だ。

父から、東チモールの行政機関で学校設立の仕事をすると聞いた時、私は反対した。

治安がわるい。。。いつ内戦が勃発するかもわからず・・・
老齢の父に、過酷な環境なのでは？という心配からだ。熱帯地方なので、マラリアなどの病気もあるだろう。

そんな時、私はPTA保護者会の研修で「地球のステージ」というライブをみた。
東チモールの病院で、医療援助を行っているNPO代表の先生のステージ・・・
戦争で両親をなくした子供達、学校で学びたくても学べない子供達の映像をみた。

父は、最後に世の中の為に何かをしたい・・・と。

なんだか、父にお似合いのような気がした。
私たちの面倒をそれはよくみてくれた父、
どうか無事に任期を終えて帰ってきて欲しいと思う。

インドネシア語を勉強中の父はイキイキしている。
私にも勉強せよ・・ってことらしい。

勉強することが沢山あって、少々うんざり気味だけど、父からの贈り物、ありがたく受け取って、勉強することにしよう。