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働く母の受験メシ

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2007.02.06
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カテゴリ:つ・ぶ・や・き
ふと、なぜこの仕事をやっているのかを考えてみました。



私は、アンティークキルトが大好きでした。
1800年代に生きて居た人が、一針一針縫って、大切に使ったもの・・・

これぞ『生きた証』なのだと感動し、

私も何か『生きた証』を残して、それを見た後世の人が、

こんな人間が生きて、こんな生活をしていたんだ・・・と思えるような

仕事をしたいと思いました。



『生きた証』 には色々あると思います。


本を出版することや、
絵を描いて残すこと、
子供を産んで育てることだってそうです。
長くもつなら、家だってそうだと思います。


祖母の姉は、会社と工場を残しましたし、
祖母は、3人の子供を残しました。
もう一人の祖母は、店をいくつか残しました。
曾々祖母は、小さな社を残しました。


私には何が残せるだろう?


「僕はずっとママと一緒に居るから、ママは元気なおばあちゃんになって。」


と息子は言ってます。
でも現実にはそうもいかず、息子は大きくなり、
その子供の、子供・・・・となっていくと、


私が生きていた事すら、誰も知らない・・・状況になるでしょうね。


山奥の今は誰も行かないような所に、
小さな社と石碑がありました。
村の干ばつを救うため、私の先祖と他の何人かが水脈を掘ったそうです。
うまく湧き水を探すことができ、村人は救われたそうです。

石碑には、その功績と、名前が彫ってありました。
人様の役に立った功績なんて素敵な『生きた証』ですよね。



生きた証・・・・

残せるような仕事ができるといいなぁと思います。














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最終更新日  2007.02.06 23:41:28
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