ゆこり～なの世界

島津亜矢コンサートに出かけました。
昼夜で、２ステージのコンサート。

演歌というジャンルに
お金を払ってコンサートに行くのは、
初めてのことです。

夜の部に出かけましたが、
その１時間前に昼が終わったとの事。

はっきり言って
あれでは高いです。

6000円を越える、もしくは６０００円に近い
コンサートでした。

先ずは音響が悪い。
耳が痛いほど、音を大きくせんでも・・・
携帯電話のイヤホンで
耳栓をしてちょうどいい。

（席の位置にもよるのか？
 枚方市民会館、最後列の方が近い、
 真ん中の席です）

次に
構成が悪い。
１部は、「ほぅ、これが島津亜矢か」と思いながら
聞きました。

１５分の休憩のあとから最後まで。
世界の懐かしのヒットボーカルなども
混ぜながら（日本語で）
だんだんと島津亜矢ワールドへ・・・

問題はここから。
あそこからの企画がくどいのです。
「帰らんちや」という歌は
感動して、涙が出ました。

故郷にいる父のことを歌ったあとで、
観衆をほろっとさせたのに、
今度は母のことを歌うのは、
良くある手やけど、
あれはまずいです。

最後の最後で、
観客は「聞く体力」を失くして、
ラストの曲はなんのことやらさっぱりわからん。
曲が終わるや否や、
席を立って帰途に着く。
あれでは、
歌い手がお気の毒です。

６時開場、６時半開演なら
8時には終わってくれないと、
こちらは「聞く体力」が持たない。
（確か終了は８時半過ぎてたのでは？）

トイレ休憩も入れて、
コンサートは１時間半かな？と思います。
島津亜矢って上手やね、って
帰り道には言わしてほしい。

美人ではない、ということでしたが
写真ではきれいに映っていました。
今流行の髪型ではない、
彼女のかわいい表情をよくとらえた髪型に
してあげたら、
もっと美人になるのに・・・と思いながら
帰りました。

お上手な方ですもの、
スタッフの方が力まなくても
素の亜矢さんだけで
充分に良さは伝わるもの。

技巧や、演出に凝らずに
もっと彼女の良さを研究してあげてほしいものです。
そうすれば、
ジャンルを越えて、
私もまた、彼女のファンになることでしょう

歌としては
ゆこり～な審査員としては、合格点です。
ただし、
発声的にはヘンな癖があって、それが興ざめです。
そこをぜひ治してほしい。

それとまだお若い方なので仕方ないけど、
押すばかりではなく、
たまには引いてほしい。

な～んて、勝手なことばかり思いました
それにしても
やはり美空ひばりは天才やったなぁ～

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