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カテゴリ:映画
私たち夫婦は、よく映画を一緒に観ます。子供がいるので映画館にはなかなかいけないですが、レンタルビデオからどんどん借りてきては観ています。その中で、この間借りてきた映画がこれ。 パッケージからも「普通のミステリーかサスペンスか・・・」という程度の認識で映画を観始めたのですが、その独特なストーリ・設定に翻弄されて、最後まで観ました。これは発想がとても面白くて、今までにないスタイルだな、というのが率直な感想。妻は、キャストがもっと有名人であれば、必ずヒットしただろう、と話していました。私はこの映画の存在すら知らなかった・・・。 強制的に英語で観ているのでストーリを全部理解できているのかは自信がありませんが・・・。ある少年は、自分で気づかない能力が備わっています。その能力とは「過去に戻れる」こと。好き勝手に戻れるわけではなくて、彼が小さい頃から書き綴った日記を読むことによってトリップします。(彼の父も同じような方法を使って同じことができた。)その代償は、「記憶の断片的な喪失」。子供の頃から、記憶が一時的に飛ぶ、自分がしたことがわからない・・・、というもの。その理由もストーリの展開とともに分かるようになります。映画の中で彼がしたかったのは、「よりよい現在を作るために過去を変える」こと。だけど、ひとつの事象を変更することは、過去の事象を想像以上に大きく変更することだってあるし、過去の事象を変更し間違えたら、ありえない未来になってしまう・・・。 私は紹介するのが上手じゃないのでこのへんで映画の紹介はやめておきますが、観ても損しない映画だと思います。少なくとも、ホームページに紹介されている「マトリックスを超えるオリジナリティ」というのは、嘘じゃないと思う。自分も観終わった後に、「マトリックス以来のショックだ」と思ったから。。。 この映画を観てから3日ほどは、夜に目を閉じると脳の中がグチャグチャになりました。ありとあらゆる記憶のオーバーラップ、今まで浮かんでこなかった過去に知り合った人たちがドンドン頭の中にあふれてきて、情報を整理するのが大変なことになりました。(私は影響されやすいだけなのだ・・・) 頭の中の過去の記憶をひっくり返したい人におすすめします~。 (妻はなんともなかったらしいので、すべての人がそうなるとは思わないけれど・・・。) URL:バタフライ・エフェクト公式ページ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 12, 2006 12:35:33 AM
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