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2007.07.05
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カテゴリ:出産・子育て

原爆被爆と戦争終結

「原爆による被爆」と「戦争終結」を結びつけると、なぜいけないのか。


戦国時代に、勝ち登っていった大将は、別です。

いまの時代では、、戦争を始める人、戦争を終わらせる人(特に、負け戦のさい)は、戦争に関して、まるで、ど素人が、判断をしています。

そのための弊害は、現在、私たちは、目にし、耳にしているところです。

さきの太平洋戦争の初期に、「I shall be back」と、ダクラス・マッカーサーが日本軍に追われてフィリピンから撤退するときに言ったと、聞いています。

そのころ、戦争は、終わらすべきだと、考えた人が、戦略を考える人の中に、いたそうです。それが、正解だったとも。

そのほかのいろいろな時点で、戦争を終結する判断をした人はいたはずです。

この辺の情報を、町田市議&落語家 三遊亭らん丈さんのブログに、見つけました。

(逆に、玉音放送の日程が、発表された後まで、それを阻止しようと画策していた輩がいたとも、聞きました)


そういった中で、「原爆によって被爆したことが、戦争終結につながった」と、そこに、結論を置いて、述べることが、なぜ、いけないのか、私たちは、知っている必要があります。


その理由の一つめは、

終戦になると、その時点で、「戦争を始めた悪」を罰します。

そして、国を挙げて、復興に励んでいきます。

二度と、戦争をしない国に、なろうと、みんなで、決心していきます。

(なかなか、この通りに、うまくいかないことが、困るんですけど)


ところが、戦争は終っても、原爆被爆者にとっての、戦争は、終わらないのです。

「核論議」だって? でも、述べましたが、その中の部分を、抜粋してみます。

原爆の被爆にあって、

突如、白血病になって重態におちいり、あっというまに亡くなってしまう恐ろしさを、背負いながら、

まるで、死刑囚であるかのような気分で生活をしている方々
が、いらっしゃる・・・

生き地獄の中で、痛い痛いと、身もだえながら死んでいった方々を、思い、

つらい、悪夢を背負いながら、生活を送っていらっしゃる・・・

のです。


二つめは、

結論からいうと、「原水爆の所持は戦争防止の決め手になり、原水爆の使用は戦争終結の決め手になる」との、間違った考えを、導きかねないからです。

現在の戦争の状況を見るとわかります。

自分の死もいとわないで、実行する「テロによる被害」の連鎖が、いつのまにか大きな戦争と同じ、状態を作っています。

しかも、いまや、片手で運べる原爆もあると聞いています。

これを、相手の国に持ち込んで、「テロ」を、実行することもできる世の中になってしまいました。

少数の要人が企画するテロによる原爆攻撃に対して、原水爆の所持は、防御の役目をしません。

さらに、戦争終結のための原爆使用を決断する前に、相手からの原爆の被害を受けることにもなります。


「戦争反対」とは別格の、「原水爆廃絶」を、唯一の被爆国、日本から、正確に、発信しなければならないのです。

「原爆被爆」と「戦争終結」とを、結びつけるような、程度の低い話題に対しては、日本人は、真実を説明してあげる義務があると思います。


「人生の初志」は、「最後に「楽しかったよ。ありがとう」と言えるような生活をする」ことにしました。


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ーつづくー





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最終更新日  2007.07.07 11:33:14
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