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今、夢吉の家の玄関は
“カリン”の実の甘い香りでいっぱいです。 『良くないお金は借りない(借りん)ようにね^^』 そー言って、 先日実家に行った際、母親が2個持たしてくれました。 “借金をしない”って意味から『カリン』の木を玄関先に植える。 商家にとって、 この“言い習わし”はけっこう普通・・・ですよね^^。 (やるかやらないかは別として。) 我が実家もキチンと守ってます^^。 《あきんど》となった夢吉自身も、 今年はそのルールに従いました^^。 (マンションなのでさすがに木は植えられませんが・・・。) 夢吉の両親は年を取っている。(←だから、知ってるっちゅ~の!!) ゆえに、 “言い習わし”や“暦の行事”系は今も健在であり、 そして我々子供たちにも伝えてくれています。 『端午の節句には菖蒲湯に入る』 『冬至にはカボチャを食べて、ゆず湯に入る』 なんていうのは、まぁ当たり前で皆さんもなさってますよね。 それ以外にも 『十三夜さんにもおだんごを飾』ったりとか、 『盆のとき仏さんをお迎えしたものは送り火のとき川に流す』とか、 けっこうマメマメしく《行事》をしています。 で、毎年のお正月のお飾りも 12月30日に長男である夢吉がやることになっているんです。 これは本来《お正月飾り》は“オトコ”がやる作業、 っていう“言われ”があるからなんだとか。 玄関にしめ飾りを飾る。 神棚や床の間へのおそなえ餅を飾りお札をきれいに貼る。 水と火の神様のいる台所や、 トイレや倉庫ナドナドあっちこっちに ちっちゃなおそなえを置いて歩く。 ホントかどうかわかんないから 従ってるけど、 しかし、 これがけっこー大変な“お仕事”なんっすよ^^;。 《お金を掻き取る》って意味あいから 干し柿をいくつも糸に結んで神棚に吊るしたりさ。 ほんと、何時間もかかるお仕事ですよ。 まぁ、さすがに 花を生けるのは母親の役目ですが・・・。 そーいえば、 夢吉の“重要なお正月業務”、もうひとつありました。 これはまったく《言い習わし》とは関係がないものなんですけどネ・・・。 それは、 『きんとき作り』です^^;。 くちなしの実を入れて煮込んだサツマイモを 何回も何回も何回もこして、 で“アノ状態”にまでもっていくんです。 この作業もマジ大変!! その右手の労働力たるや想像を絶する・・・。 おまけに作る量が半端じゃない!! しかも毎年決まって“ある品評会”が わが家の女子部の面々で行われるんです。 『今年はいい色が出たわね』 『なんかちょっと黄色が強すぎちゃったんじゃないかしら』 そのきんときの色のことであるが、 いかに《美しい黄金色☆》を出すか、 カノジョ達にとっては かなり重要なことであるらしい。 右手がケンショー炎になりそうな 夢吉のことなんかほっといて・・・・・^^;。 とにもかくにも、 そんなことの多いわが家である。 もしかすると、 夢吉の《習慣癖》も、こんな環境ゆえの 産物かもしれませんな^^。 以上です。 どーでもいい話を長々お付き合いくださり アリガトウゴザイマシタ。 では、 ごきげんよう、です。 夢吉。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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