だんご3兄弟の育て方 うちの場合NO2
兄弟って、一番近くでいて、一番近くにいる友達であって、一番比較されるライバルでもあるんですよね。例えば、夕方一人っ子のお友達はもっと遊びたくて、泣きながらバイバイするけれどうちの子供たちは平気でしたね。夕方からは、家で寝るまでとても仲良しの友達がいる訳ですから、ずっと一緒に遊べるのですからお風呂に入る時も、テレビを見る時も、私が相手しなくても兄弟で遊んでくれるので手がかからなかったですね。3男が2歳になる前に、私は少しずつ仕事を始めたんですが、実はそれよりも前から私は子どもだけで留守番をさせる事を段階をおってしていました。始めは、1階までゴミを出しに行ってくる間、急ぎの物を買い物にいく時、幼稚園バスの所まで迎えに行く時、病院に行く時、仕事で30分から一時間を留守番とか他の家の3兄弟に当てはまるかどうか解りません私は、三人の性格や、成長段階を見ながら、留守番という形で社会勉強や、自立を促していく為の訓練だと思ってさせていました。うちの子供の性格によると思うのですが家の長男は兄弟の面倒をみる、というか一緒にいて欲しいタイプ次男は一人マイペースで、特に反抗もしない平和主義3男は勝手気ままだけど、兄達の腰ぎんちゃくなので、長男、次男に3男の事をよくよく頼み、時計の針で、あの時計の針が何処になったらとか、今ついてるビデオが終るころには帰るからとか、時間の長さを感覚で解るように伝えていました。それと、留守番の目的と、理由です。お母さんは何の為にお出かけしなくてはいけないからとか、お留守番してくれたら、何がどんなに助かって、お母さんがうれしいとかその時々のきちんとした理由付けをしましたそして、留守番中に守らなくてはいけない約束の数々鍵の事、遊び方、危険の無いように十分気を付けていますが、してはいけないことの約束その上で長男に任せ、次男に長男への協力を頼み、三男には、兄達の言うことを聞くように言い聞かせ少しずつ、留守番をさせる時間を増やしていきました。子ども達に自信をつけさせるともに、仲良く留守番を出来たこと、3人がそれぞれの役割を果たしたことを帰ったときには褒めちぎりました。抱きしめたり、膝に乗せたりして話を聞いて、それぞれが留守番の時の苦労やうれしかったことや、内緒の事等を話してくるのが面白かったですね。その話の中で、危険を感じること、心配なことは次の留守番の時に注意しました。親も、留守番させることに十分に責任と準備が必要です。まさに、テレビの「初めてのお買い物」状態だったことが今わかります。その頃に、隠しカメラがあったらなぁと、私本当に思いますもん。一番うれしそうに子どもがはにかむのが、「お母さん、みんなで仲良く留守番してくれたお陰で助かったわ。 ありがとうね。 みんなが仲良くお留守番してくれるのが、一番のお手伝いなんだよ。」 と、三人とも抱き寄せて頬ずりした時でしたね。 あの時の自分達も役に立ったと思う達成感に満ちた照れくさそうな、うれしそうな 3人の子ども達の一人一人の表情が、私も3兄弟を育てていて良かったと 思う一番幸せな一瞬でしたね。 少しずつ、色々なことを子ども達に任せていきその成長を認めてあげること 小さな達成感の積み重ねが、子どものやる気と根気や我慢も教えてくれると 考えています。 例えが悪いかもしれませんが、犬もご褒美のえさが欲しいのではなく、 ご主人様が本気で遊んでくれるのが一番嬉しいと聞いたことがあります。 あれと一緒で、私も留守番がお手伝いだと言って褒めていましたが、 ほとんど、ご褒美に物はあげなかったです。 感謝の気持ちを言葉や態度で表し、「頑張っておいしいもの作るから待っててね」 と、ご飯やおやつを一緒に食べることを楽しみました。 3人の留守番は少しも淋しそうに感じなかった私ですが、 よそで一人で留守番している子を目にすると、偉いなぁ、淋しいだろうなぁと 思っていました。勝手なものです。 親離れ、子離れには、留守番がお勧めです。でも、十分に注意をしてね!!