|
カテゴリ:まちづくりな話
久しぶりの書き込みです。ここのところ年度末ということや、2号プロジェクトの最後の追い込みやらで、なかなか時間が取れませんでした。しばらくこんな調子が続きますが。ご容赦ください。
さて、昨日、2回目になる多摩市街づくり審査会が開催されました。 今回は、審査する案件がないという、喜んでよい反面少々残念な状況の中、街づくり条例の活用促進策について議論しようという趣旨で、もっぱら勉強会的な審査会となりました。 勉強会といっても、何も題材がないところでは話が弾みません。そこで白羽の矢が当たったのが、成瀬さんと僕。成瀬さんは、急遽都合が悪くなり欠席となったため、結局僕一人で話をする羽目になってしまいます。僕が話したのは、以前関わったN-CITY隣接地のマンション問題が和解に至るまでの経緯を題材にした、審査会のあり方と今後の街づくり条例の活用促進方策について。 お話させていただいた内容はいずれ市のHPに公開されるはずですから詳細は省きますが、ポイントは、評価基準について。数値規制を超えたデザインの重要性についてです。「心地良い」とか「美しい」とか「醜い」とか、そういう人間が感じる感性を基にした評価基準を条例に内在させておかないと、現行法制度に対抗するのは難しいということと、そういった評価基準や自分たちの街のルールについて、常日頃からみんなでどうしたいのか、どうするのか考えておかないと、いざ何か事が起きてからでは遅いということでした。 言うは易し行なうは難しですが、そこに踏み込まなければ、いつまでたっても自分たちの街は豊かにならないし、子どもたちの未来にツケを残すばかりです。 理想を高く掲げていきなり100点満点をめざす必要はありません。自分たちの街がどうあってほしいか。みんなで酒を飲みながら、お茶しながら語り合ってみる。そんな話し合いの場づくりに少し汗をかいてみようかな?と思い始めています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/03/25 02:35:17 PM
コメント(0) | コメントを書く
[まちづくりな話] カテゴリの最新記事
|