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今朝の朝刊多摩版に「近所の子フラッと 団地内交流活発に 世話好き自治会長」という記事が紹介されていました。立川市上砂町1の都営大山団地(1200世帯、3000人)で自治会長をしている佐藤良子さん(69)ご夫婦の話しです。 佐藤さんは12年前に自治会長に就任してから、「小さな子どもからお年寄りまでが住みやすいと感じることができる街を作ろう」という思いを持ち続け、さまざまな試みにチャレンジしてこられたそうです。その発想はやはり12年前からフュージョン長池を立ち上げ、コミュニティ(支援)活動に全身全霊を傾けている富永さんと同じですね。 まず取り掛かったのは困ったときはお互い様の「人材バンク」。今では登録メンバー30人、ボランティアスタッフ300人を抱えるまでになっているそうです。他にも、子育ての悩み相談や一時保育などを支援する「大山MSC(ママさんサポートセンター)」の設立など、その行動力には驚かされますが、最近では、佐藤さんの自宅が近所の子どもたちの溜まり場になっているのだとか。 「社会的共通資本」という言葉があります。結構幅広く使われる言葉で、どちらかというと土地や建造物、つまりハードを指すことの多い言葉ですが、僕が思うに、それ以前に大切なのは、そうした社会的共通資本を使いこなしたり守り育てようとする社会的共通資本としての「人」、そんな「人」と「人」とのつながりなのではないか。ハードでもソフトでもない、使いこなす「人」こそが大切なんだと思うようになっています。 「街を活性化させるためには、人同士がつながらなければならない」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/01/06 07:53:55 AM
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