2009/09/04(金)09:57
商売無縁だけど…。
ドトーの8月だった。
9月に入ったら、少し楽になるだろうと思っていたが、ちっともそんな気配はない。
なんで??
秋に向けて、いろんなイベントが続々控えていてその準備でタイヘン。
9/20は、西荻ブックマークのボクの回。
開高健と高校からのつきあいという鈴木豊(ゆたか せん)さんによるトーク。
芥川賞をとって、一躍時の人になる以前の開高について、その若き日の素顔を語ってもらおうという企画。
鈴木氏しか知らない開高の姿が見えてくるはず。
詳しくは、http://nishiogi-bookmark.org/で。
定員100名にまだ充分余裕がありますので、興味を持たれた方はぜひご来場ください。
10/4日は、組合の古書の日のイベント。
なかで「体験古本市場」というコーナーがある。
そこでは、一般の参加者の方に、「古本市場」で実際の売り買いをしてもらおうというもの。
古本屋になった気分を楽しんでもらおうという意図。
市場には、いろんな取引の入札形式があるのだけど、「椀伏」という今では行われてない入札のやり方を、デモとして、ショー的に復活させようという企画も盛り込まれている。
お椀のフタを使って入札するユニークなスタイル。
戦前は普通に行われていたようだけど、戦後30年代には廃止されたのだという。
先日、実際の「椀伏」を経験したことのある組合の長老方が集まって、実演と解説をしてくれた。
なんだか、古きよき時代を彷彿とさせて、なかなか興味深かったけど、これをショーとして仕立てるとなると…。
どうなりますか。
11月には、自分の店「古楽房」で、人形作家Kaoさんの展示企画を計画している。
それについては、またの機会とするけど、どれもごれも、「即売展」ような直接すぐ商売に直結する企画じゃない。
西荻BMと組合「古書の日」はいわずもがな。
即売催事を半減させて、売りの減少が確実ななか、その補填対策に取り組まなければならない時期に、そっちになかなか手が回らない。
いいのかね、こんなんで。
とも思うけど、ま、商売一筋というのもの、あまり自分向きではないし…。
いいとしよう。
けど、正直、人を楽しませるイベントを作るってことは、苦しいこと、だね。
んー。